Ruby 2.7への移行
現在開発中の「Ubuntu 20.04 LTS」では、「Ruby 2.7」への移行作業が行われています。移行の利点
現在アーカイブにある「Ruby」は「Ruby 2.5」ですが、「Ruby 2.6」及び「Ruby 2.7」で導入された様々な改良や機能は、ユーザーにとって大きな利点があるでしょう。また「Ruby 2.7」はLTSリリースであり、2023年までアップストリームでメンテナンスが行われます。
その一方で「Ruby 2.5」のメンテナンスは来年の早々に終わるため、その点も含め「Ruby 2.7」への移行が実施されています。
ビルド確認
以下で列挙された「Ruby」に依存しているパッケージでビルド確認が行われました。166個のソースパッケージで「Ruby 2.7」を対象にビルドが行われ、「FTBFS(Fails To Build From Source)」は発生せず、ビルドは無事成功しています。
移行作業に関する進捗は、以下で確認できます。