GNOMEのバージョニング変更へ
先日紹介したように「GNOME 3.38」がリリースされました。「GNOME 3.38」の紹介は、以下を参照してください。
従来のバージョンニングでは、次期「GNOME」のバージョンは「GNOME 3.40」になります。
しかし「GNOME 3.38」を最後に「GNOME」のバージョンの付け方が変わります。
GNOME 40
次期「GNOME」のバージョンは「GNOME 40」になります。「GNOME 40(GNOME 40.0)」は、2021年3月にリリースが予定されています。
また「GNOME 40」は、2021年4月にリリース予定の「Ubuntu 21.04」で採用されることになるでしょう。
開発サイクル
「GNOME 40」の開発サイクルでは、以下の3種類のリリースが予定されています。- α版リリース:GNOME 40.alpha
- β版リリース:GNOME 40.beta
- RC版リリース:GNOME 40.rc
安定版のマイナーアップデート
「GNOME 40(GNOME 40.0)」リリース後、「GNOME 40」に対しマイナーアップデートがリリースされます。安定版のアップデートですね。
これらのマイナーアップデートは、以下のようなバージョン表記になります。
- GNOME 40.1
- GNOME 40.2
- GNOME 40.3・・・