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Ubuntu 21.04 その8 - 次期バージョンのsubiquityのテスト呼びかけ・プロセスの分割

subiquityのテスト呼びかけ

2021年1月7日、「subiquity」のテストが呼びかけられています。


「subiquity」は「Ubuntu Server」のインストーラーです。
グラフィカルなインストーラーであり、「Ubuntu Server」本体のインストールだけでなく共通的な初期設定を行えるなど、「Ubuntu Server」全体のインストールを強力に支援します。

  • Please test upcoming update for the server installer

次期バージョンのsubiquity

次期バージョンの「subiquity」では、不具合の修正や「s390x」の「DASD(Direct Access Storage Device)」のサポート改善だけでなく、内部的な実装に大きな変更が加えられています。
そのため安定版として次期バージョンの「subiquity」をリリースする前に、もっとテストを行いたいとのことです。

プロセスの分割

インストーラーのプロセスが、実際にインストールを実行する単一のサーバープロセスと、ユーザーにUIを表示する1つ以上のクライアントプロセスに分割されました。

多くのケースでは「tty1」上で1つのクライアントが動作しますが、「SSH」でインストーラーセッションに接続する場合やシリアル経由でインストーラーセッションに接続する場合など、複数のクライアントが動作する状況もあります。

テストの呼び掛け

上記の点も踏まえ、テストが呼び掛けられています。
特に「autoinstalls」のテストに関心が寄せられています。
もちろん開発者もテストを実施していますが、あらゆる環境を想定したテストは実施できません。
そこでテストの協力が呼び掛けられています。

次期バージョンの「subiquity」はしばらく「edge」チャンネルから提供されていましたが、「candidate」チャンネルにも反映されています。

テストを実施するには

テストを実施する方法は、以下を参考にしてください。

  • How to test the latest version of subiquity

テストを実施するには「subiquity」をアップデートする必要があります。
インターネットに接続されていない環境で「subiquity」をアップデートする方法もありますが、ここではインターネットに接続されている環境で「subiquity」をアップデートする方法を紹介します。

インターネットに接続されていない環境で「subiquity」をアップデートする場合は、上記リンク先を参照してください。

シェルからアップデート

「Ubuntu Server」のライブセッションを起動し、インストーラーが起動するまで待ちます。
「Help」メニュー経由もしくは「control-z」及び「F2」キーを押し、シェルに移ります。
「edge」チャンネルから「subiquity」をインストールする場合、以下のコマンドを実行します。

sudo snap refresh --edge subiquity

これで「edge」チャンネルから「subiquity」がダウンロードされ、インストーラーが再起動されます。

カーネルのコマンドラインからアップデート

ライブセッション起動時、カーネルのコマンドラインに「subiquity」のチャンネルを指定することも可能です。
「edge」チャンネルから「subiquity」をインストールする場合、カーネルのコマンドラインに以下の記述を追記します。

subiquity-channel=edge

インストーラー起動後、インストーラーのアップデートが案内されます。
これで「edge」チャンネルから「subiquity」がダウンロードされ、インストーラーが再起動されます。

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