Sambaで共有された共有フォルダーにアクセスするには
「ファイル(Nautilus)」からSambaで共有された共有フォルダーにアクセスする方法です。前回の続き
ここで紹介する内容は、以下の続きになります。1.アクセスする共有フォルダーの選択
前回共有フォルダーを設定したので、その共有フォルダーにアクセスしてみましょう。1-1.サーバーの選択
共有フォルダーをネットワーク上に公開しているPCをサーバーと言います。「ファイル」の左側の一覧から「他の場所」を選択します。
そうすると以下のように「ネットワーク」に共有フォルダーを公開しているサーバーが表示されます。
アクセスしたいサーバーをダブルクリックします。
1-2.共有フォルダーの選択
そのサーバーが共有しているフォルダーの一覧が表示されるので、アクセスしたい共有フォルダーをダブルクリックします。2.ユーザーの認証
共有フォルダーにアクセスしようとすると、以下のようにユーザーの認証画面が表示されます。接続方法
2種類の接続方法があります。匿名
「匿名」を選択すると、ゲストでのアクセスになります。この場合ユーザー名やパスワードといった情報を入力する必要はありません。
登録ユーザー
「登録ユーザー」を選択した場合、前回紹介したSambaユーザーアカウントで認証します。ユーザー名
認証に使用するSambaユーザーアカウント名を入力します。ドメイン
Sambaのドメインを指定します。デフォルトは「WORKGROUP」ですので、変更する必要はありません。
パスワード
認証に使用するSambaユーザーアカウントのパスワードを入力します。入力されたパスワードは、以下のいずれかの方法で保持することができます。
今すぐパスワードを破棄する
認証後パスワードを保持しません。再び共有フォルダーにアクセスする時は、再度ユーザー認証が必要になります。
ログアウトするまでパスワードを記憶する
ログアウトするまでパスワードを保持します。次回以降共有フォルダーにアクセスする時は、ログアウトしていないならこのパスワードを用いて自動的にユーザーの認証を行います。
期限なしで記憶する
常にパスワードを保持します。次回以降共有フォルダーにアクセスする時は、このパスワードを用いて自動的にユーザーの認証を行います。
ちなみにパスワードは「パスワードと鍵(Seahorse)」に保存されます。
保存したパスワードを「パスワードと鍵」から削除することも可能です。
3.共有フォルダーにアクセス
無事ユーザーの認証に成功すれば、以下のように共有フォルダー内のファイルにアクセスできるようになります。マウントした共有フォルダー
「ファイル」の左側の一覧にマウントした共有フォルダーが表示されます。よく利用する共有フォルダーはブックマークへ
よく利用する共有フォルダーはブックマークに登録しておくと、次回以降「1.」の手順が不要になります。またパスワードが保持されている間なら、「2.」の手順も不要になります。
ブックマークへの登録は、以下を参照してください。