ファイルアプリとDropboxの連携
「Dropbox」は「ファイル(Nautilus)」アプリと連携するためのソフトウェアを提供しています。そのソフトウェアを導入することで「Dropbox」が提供するファイル同期機能の利用や「ファイル」との連携が容易になります。
Dropboxのインストール
「Dropbox」をインストールします。1.Ubuntu Softwareの起動
以下のボタンをクリックし、「Ubuntu Software」を起動します。2.インストール
以下の画面が表示されるので「インストール」ボタンをクリックします。以上でインストールは完了です。
3.Dropboxの初期セットアップと起動
「Dropbox」をインストールすると、以下のように初期セットアップ画面が表示されます。「Start Dropbox」ボタンをクリックし、「Dropbox」を起動します。
4.Dropboxサービスのインストール
以下の画面が表示されたら「OK」ボタンをクリックして、Dropboxサービスをインストールします。以下のようにDropboxサービスがインストールされます。
5.Dropboxアカウントの設定
すでに取得済みのDropboxアカウントを設定する画面が表示されるので、画面の案内に従いアカウント情報を入力し、Dropboxとリンクします。6.Nautilusの再起動
以下の画面が表示されたら「Restart Nautilus」ボタンをクリックし、「Nautilus」を再起動します。次回ログイン時も自動的にDropboxが起動するようになります。
Dropboxの初期セットアップを見逃したら
上記の初期セットアップ画面が出てこないなど、Dropboxの初期セットアップを見逃したら、以下の手順で作業します。1.Dropboxの起動
デスクトップ画面左上の「アクティビティ」をクリックし、「Dropbox」を起動します。後は上記のようにDropboxサービスをインストールが促されるので、画面の案内に従ってDropboxサービスをインストールし、アカウントの設定を行います。
2.ログインし直す
一旦ログアウトし、再度ログインしてください。次回ログイン時も自動的にDropboxが起動するようになります。
以上で完了です。
Dropboxフォルダー
デフォルトでは「~/Dropbox」にオンラインのDropboxに配置されているファイル群が同期されます。Dropboxをインストールすると自動的にファイルが同期されます。
後述するDropboxの設定画面でこのフォルダーの場所を変更することも可能です。
またオンラインのDropbox上の特定のフォルダーとのみ同期させることも可能です。
Dropboxインジケーター
Dropboxが起動すると以下のようにDropboxインジケーターが表示されるようになります。Dropboxフォルダーを開く
「ファイル」でDropboxのフォルダーを開きます。上記でも紹介したとおりデフォルトのDropboxフォルダーは「~/Dropbox」です。
Dropboxウェブサイトを開く
ユーザーアカウントに結び付けられているオンラインのDropboxを開きます。個人用
ユーザーアカウントやストレージの使用量が表示されます。最近変更されたファイル
最近変更されたファイルの一覧が表示されます。ファイルをクリックすればそのファイルが「ファイル」で表示されます。
現在の同期の状態
「最新の状態」や「同期中」など現在の同期ステータスが表示されます。同期を一時停止/同期を再開
ファイルの同期の一時停止と再開を切り替えます。通知をスヌーズ
ファイルに変更があった時などデスクトップ上に通知が表示されます。この通知を抑制する機能です。
通知を見逃しても大丈夫
ちなみに通知を見逃しても過去の通知を通知リストから確認できます。基本設定
Dropboxの設定画面を表示します。アカウントのリンクを解除するには
オンラインのDropbox側からリンクを解除することも可能ですが、設定画面からアカウントのリンクを解除することも可能です。設定画面からアカウントのリンクを解除するには、「アカウント」の「このDropboxのリンクを解除」ボタンをクリックしてください。
これでアカウントのリンクを解除できます。
別のアカウントにリンクするには
別のアカウントにリンクするには一旦現在のリンクを解除し、再度デスクトップ画面左上の「アクティビティ」から「Dropbox」を起動してください。アカウント情報の入力画面になるので、リンクしたいアカウントを入力してください。
ネットワークの使用帯域を制限するには
ユーザーによってはインターネットの接続速度が遅い環境もあるでしょう。Dropboxにフルでその速度を利用されてしまうと、ソフトウェアのアップデートや動画の視聴などユーザーのワークフローに影響が出る可能性があります。
そんな時はDropboxが利用可能な帯域を制限すると良いでしょう。
Dropboxが利用可能な帯域は設定画面の「バンド幅」で調整できます。
お知らせする通知の種類を選択するには
上記でも紹介したようにファイルに変更があった時などデスクトップ上に通知が表示されます。設定画面の「通知」では、この通知の種類を選択できます。
同期するDropbox上のフォルダーを選択するには
デフォルトでは、オンラインのDropbox上のすべてのファイルが同期対象になっています。しかしDropbox上の特定のフォルダーを対象に同期することも可能です。
Dropbox上の同期対象のフォルダーを指定するには、設定画面の「同期」を開き「選択型同期」をクリックしてください。
Dropbox上のフォルダーの一覧が表示されるので、同期対象にしたいフォルダーを選択してください。
Dropboxフォルダーの場所を変更するには
PCの側のDropboxフォルダーの場所を変更するには、設定画面の「同期」を開き「移動」をクリックしてください。フォルダー選択画面が表示されるので、Dropboxフォルダーを選択してください。