サウンドデバイスやオーディオプロファイルの切り替え
「Sound Input & Output Device Chooser」は、インジケーターからサウンドの入出力に使用するサウンドデバイスやオーディオプロファイル切り替えるGNOME Shell拡張です。設定からも切り替え可能な機能をインジケーターに
「設定」アプリにもサウンドの入出力に使用するサウンドデバイスやオーディオプロファイル切り替える機能があります。「Sound Input & Output Device Chooser」を導入することで、この機能をインジケーターから利用できるようになります。
既存のボリューム調整機能を拡張する
デフォルトのインジケーターにはサウンドのボリュームを調整するスライダーバーがあります。「Sound Input & Output Device Chooser」を導入するとこの機能が拡張され、サウンドの入出力に使用するサウンドデバイスやオーディオプロファイル切り替えられるようになります。
Sound Input & Output Device Chooserをインストールするには
「Sound Input & Output Device Chooser」のインストール方法です。まず「GNOME Shell拡張」のインストール方法は、以下を参照してください。
「Sound Input & Output Device Chooser」で検索すればこのGNOME Shell拡張が見つかります。
Sound Input & Output Device Chooserの使い方
「Sound Input & Output Device Chooser」の使い方です。現在のサウンド入出力デバイス
デバイスのボリュームを調整するスライダーバーの下に、現在サウンドの入出力に使用しているサウンドデバイスとオーディオプロファイルが表示されます。サウンドの入出力に使用するデバイスの切り替え
サウンドの入出力に使用するデバイスをクリックすると、以下のように利用可能なサウンドデバイスとオーディオプロファイルが表示されます。切り替えたいサウンドデバイス及びそのオーディオプロファイルをクリックすれば、そのサウンドデバイス及びオーディオプロファイルがサウンドの入出力で使用するデバイスに切り替わります。
Sound Input & Output Device Chooserの基本設定
設定画面の「General Settings」では、「Sound Input & Output Device Chooser」の基本設定を行います。インジケーター上での見せ方や振る舞いに関する設定です。
Integrate selector with slider
現在使用しているサウンドの入出力デバイスの情報を非表示にし、ボリュームを調整するスライダーバーにその機能を統合します。ボリュームを調整するスライダーバーをクリックすれば、以下のように利用可能なサウンドデバイスとオーディオプロファイルが表示されます。
Hide selector if there's only one device
利用可能なサウンドデバイス及びオーディオプロファイルが1つしかない時、利用可能なサウンドデバイスとオーディオプロファイルを選択する機能を非表示にします。Display audio profiles for selection
オーディオプロファイルの選択機能を表示します。設定をオフにするとサウンドの入出力デバイスをサウンドデバイスから選択するようになります。
Omit device origins at Volume Menu
サウンドデバイス名を非表示にします。Extend Volume Menu to fit device names
メニューに表示する文字列がメニュー内に収まるように、自動的にメニューの横幅を調整します。Don't allow device hidden in Port Settings to be activated
後述する無効・非表示になっているデバイスの選択を許可しません。無効・非表示になっているデバイスを選択しようとしても、以下のように拒否されます。
入出力デバイスの表示設定
「Output Devices」や「Input Devices」では、メニューに表示するデバイスの種類や振る舞いを設定します。Output Devices
出力デバイスをメニューに表示します。Input Devices
入力デバイスをメニューに表示します。「Show volume control for default device」はデフォルトの入力デバイスにボリュームを調整するスライダーバーを表示します。
表示するデバイスと表示しないデバイスの設定
設定画面の「General Settings」では、メニューに表示するデバイスと表示しないデバイスを設定します。Name
デバイス名が表示されます。Device Type
デバイスの種類です。「Output」が出力デバイスで、「Input」が入力デバイスです。