トップパネルに気温や気象情報を表示するには
「OpenWeather」は、トップパネルに気温や気象情報を表示するGNOME Shell拡張です。以下のようにインジケーターを開けば、より詳細な気象情報も表示可能です。
OpenWeatherをインストールするには
「OpenWeather」のインストール方法です。まず「GNOME Shell拡張」のインストール方法は、以下を参照してください。
「OpenWeather」で検索すればこのGNOME Shell拡張が見つかります。
まずは地域を登録しよう
まず気象情報を表示したい地域を登録します。1.地域登録画面の表示
「OpenWeather」の設定画面を開き、「地域」画面の左下にある「+」ボタンをクリックします。2.地域の検索
以下の画面が表示されるので、地域名を入力するか緯度経度を入力して「検索」ボタンをクリックします。3.地域の選択
以下のように地域の検索結果が表示されるので、該当する地域をクリックします。4.地域の確定
以下のように地域名および緯度経度が入力されるので、問題がなければ「保存」ボタンをクリックします。以上で地域の登録は完了です。
5.地域名の編集
以下のように地域名が長い場合、詳細な気象情報を表示した時にその画面が横に長くなります。ディスプレイの解像度によっては詳細な気象情報の画面が横にはみ出すため、必要に応じて地域名を短くしておくと良いでしょう。
ちなみに後述する設定で表示する地域名の最大文字数を指定することもできます。
地域名を変更するには変更したい地域名を選択して画面左下の編集ボタンをクリックします。
6.地域名の編集
以下の画面が表示されるので、地域名を編集します。例えば以下のように編集して「保存」ボタンをクリックします。
以上で完了です。
7.デフォルトの地域の削除
デフォルトの地域に「Toronto」が登録されています。不要ならデフォルトで登録されている「Toronto」を選択し、画面左下の「-」ボタンをクリックします。
これで「Toronto」が削除されます。
OpenWeatherの使い方
「OpenWeather」の使い方です。1.気象情報
現在の気象情報が表示されます。2.地域の選択
地域を複数登録している場合、以下のように気象情報を表示する地域を切り替えられます。3.気象情報の更新
気象情報を更新します。気象情報は一定時間で定期的に更新されますので、基本的に手動で更新する必要はありません。
4.気象情報サイトを表示
ブラウザーを起動し、気象情報を取得しているサイト上で地域の気象情報を表示します。5.設定画面
「OpenWeather」の設定画面を表示します。気象情報の取得設定を行うには
気象情報は気象情報を提供しているサービスから取得しています。設定画面の「今日データの提供元」タブでは、そのサービスの設定や気象情報の更新間隔を変更できます。
Choose default weather provider
気象情報を取得するサービスを選択します。Use extensions api-key for openweathermap.org
OpenWeather GNOME Shell拡張に組み込まれているOpenWeatherのAPIキーを使用して気象情報を取得する場合は有効にします。ユーザーが別途取得したOpenWeatherのAPIキーを利用したい場合はこのスイッチをオフにし、すぐ下のテキストエントリーにそのAPIキーを入力してください。
Personal Api key from openweathermap.org
ユーザーが取得したOpenWeatherのAPIキーを入力します。今日の天気の更新間隔
現在の天気の更新間隔を分単位で指定します。週間天気の更新間隔
週間天気の更新間隔を分単位で指定します。地域情報の検索設定
設定画面の「地域情報のの提供元」タブでは、地域情報を取得するサービスを指定します。Choose geolocation provider
地域情報の取得に使用するサービスを選択します。地域の検索時に入力した地域をうまく検索できない時は、サービスを変更してみてください。
Personal AppKey from developer.mapquest.com
サービスに「https://open.mapquestapi.com/nominatim/」を指定した場合、このサービスで使用するAPIキーを入力します。気象情報で使用する単位を変更するには
設定画面の「単位」タブでは、気象情報で使用する単位を変更できます。デフォルトのままで良いと思いますが、好みの単位を選択してください。
OpenWeatherの表示や動作を変更するには
設定画面の「表示設定」タブでは、「OpenWeather」の表示方法や動作を変更できます。設定項目が多いため、設定項目の内容で分類して紹介します。
インジケーターや気象情報の表示設定を変更するには
インジケーターや気象情報の表示設定を変更する設定項目です。配置する場所
インジケーターを配置するトップパネル上の位置を指定します。右側のスピンボックスでさらにインジケーターの位置を調整できます。
Position of menu-box [%] from 0 (left) to 100 (right)
詳細な気象情報を表示する画面の横方向の配置位置を割合で指定します。矢印による方角表示
風量の表示に風向きを示す矢印を表示します。状態を日本語にする
気象情報を日本語で表示します。Use System Icon Theme
天気のアイコンにシステムのアイコンテーマを使用します。ボタン内のテキスト
気象情報画面でアイコンの代わりにテキストを表示します。インジケーターに気温を表示する
インジケーターに気温を表示します。インジケーターに天気を表示する
インジケーターに天気を表示します。少数第何位まで表示するのか
気温を小数点以下第何位まで表示するのかを指定します。Maximal length of the location text
地域情報の最大表示文字数を指定します。「0」を指定すると無制限になります。
週間天気予報を表示するには
「OpenWeather」では週間天気予報を表示する機能があります。週間天気予報の表示に関する設定です。
Disable Forecast
週間天気予報の表示を無効にします。設定をオフにすると以下のように天気予報を表示できるようになります。