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ディスプレイサーバーを切り替えるには

「Ubuntu」はデフォルトで2種類のディスプレイサーバーを提供しています。


ディスプレイサーバー

ディスプレイサーバーの主な役割は、GPUと入力デバイスの制御及び仲介です。
「Ubuntu」ではディスプレイサーバーに「Xorg(X11)」と「Wayland」を提供しています。
「Xorg」は昔からある従来のディスプレイサーバーです。
一方「Wayland」は「Xorg」を置き換える新しいディスプレイサーバーです。

Waylandのデフォルト化

以前から「Ubuntu」では「Wayland」の採用にあたり「Wayland」のデフォルト化を何度も検討してきました。
しかし「Wayland」に対応していないアプリやドライバーの存在など、ユーザーに十分な使い勝手を提供できない困難な状況があり、「Wayland」をデフォルトとして採用する案は何度も見送られてきた経緯があります。

しかしその状況も改善され「Ubuntu 22.04 LTS」ではNVIDIA GPUを除く環境で「Wayland」がデフォルトのディスプレイサーバーになっています。

現在のディスプレイサーバーを確認するには

現在使用されているディスプレイサーバーを確認するには、「設定」を起動し左側の項目一覧から「このシステムについて」を選択してください。
左側の情報一覧の中に「ウィンドウシステム」という項目があります。
この項目で現在使用されているディスプレイサーバーを確認できます。

Xorgの場合

ディスプレイサーバーに「Xorg」が使用されている場合、以下のように「X11」と表示されます。


Waylandの場合

ディスプレイサーバーに「Wayland」が使用されている場合、以下のように「Wayland」と表示されます。


ユーザーから見て何が違うのか

「Xorg」も「Wayland」もディスプレイサーバーですから、役割は似たようなものです。
しかし実装や仕組みは大きく異なっており、GPUと入力デバイスの制御及び仲介においてソフトウェア及びハードウェアによっては、うまく動作するケースもあればそうでもないケースもあるかもしれません。

そのためどちらが好ましいか一概に言えませんが、「Wayland」は「Xorg」を置き換える将来のディスプレイサーバーであること、一部の環境を除いて「Wayland」がデフォルトであることを考慮すれば、「Wayland」で期待通りに動作しているなら「Wayland」が望ましいでしょう。

もしディスプレイなどハードウェア周りでなにか不都合な点が見つかった場合、もう一方のディスプレイサーバーで動作を確認してみるのも良いでしょう。

ディスプレイサーバーを切り替えるには

ディスプレイサーバーを切り替える方法です。
ディスプレイサーバーはログイン画面から切り替えます。


ログイン画面右下の歯車アイコンをクリックすると、上記のようにディスプレイサーバーを切り替えるメニューが表示されます。
「Ubuntu」を選択すると「Wayland」が使用されます。
「Ubuntu on Xorg」を選択すると「Xorg(X11)」が使用されます。

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