アプリをショートカットキーで起動するには
「Run or raise」は、アプリをショートカットキーで起動する「GNOME Shell拡張」です。またアプリのウィンドウをキーボードで切り替える機能や、高度にウィンドウ操作をカスタマイズして操作する機能も提供しています。
Run or raiseをインストールするには
「Run or raise」のインストール方法です。「GNOME Shell拡張」のインストール方法は、以下を参照してください。
「Run or raise」で検索すれば、この「GNOME Shell拡張」が見つかります。
RunとRaise
GNOME Shell拡張の名称にもなっている「Run」と「Raise」ですが、これはショートカットキーでアプリを起動した時のアプリの挙動を表しています。「Run or raise GNOME Shell拡張」では、「Run or raise」でアプリを起動する機能と、「Run only」でアプリを起動する機能があります。
Run or raiseでアプリを起動
「Run or raise」でアプリを起動する場合、すでにアプリが起動していたらそのアプリをアクティブにします。またアプリが複数のウィンドウを開いており、すでにそのアプリのウィンドウがアクティブになっている場合、そのアプリの次のウィンドウをアクティブにします。
もしアプリが起動していなかったら、そのアプリを起動します。
Runのみでアプリを起動
「Run」のみでアプリの起動する場合、すでにアプリが起動していても新たにアプリを起動します。この時アプリがどのような挙動を示すのかは、アプリごとに異なります。
「gedit」なら新しいドキュメントを開きます。
Run or raiseの設定
「Run or raise」の設定です。Open shortcuts.conf file
ショートカットキー設定ファイルを開きます。後述しますが、ここにショートカットキーと起動するアプリの設定を記述していきます。
After focus move mouse to window center
アプリのウィンドウをアクティブにした後、マウスカーソルをそのウィンドウの中央に移動します。Switch windows on the active workspace only
現在のワークスペース内に配置されているアプリのウィンドウを対象にウィンドウの切り替えや起動を行います。Move window to current workspace before focusing
別のワークスペースにあるアプリのウィンドウを現在のワークスペースに移動してからアクティブにします。Minimize when unfocusing
ウィンドウがフォーカスを失う時に、そのウィンドウを最小化します。Switch back to previous window when focused
ウィンドウを切り替える時に、以前アクティブだったウィンドウに切り替えます。設定ファイルについて
設定ファイルにショートカットキーと起動するアプリの設定を記述していきます。記述方法は、以下で紹介されています。
ショートカットキーと起動するアプリの設定
ショートカットキーと起動するアプリの設定は、以下を参照してください。オプション
ショートカットキーでアプリを起動する際、その振る舞いをカスタマイズできます。振る舞いをカスタマイズする高度なオプション(モード)は、以下を参照してください。
記述例
設定の記述例は、以下を参照してください。またウィンドウクラスの調べ方など、Tipsは以下を参照してください。