公式リポジトリーから.NET 7.0が利用可能に
「Ubuntu 22.04 LTS」の公式リポジトリーから「.NET 7.0」を利用できるようになりました。公式リポジトリー
リポジトリーは分かりやすく表現すると、アプリケーションストアみたいなものです。Ubuntuはバージョンごとに、Ubuntu(Canonical)が公式に管理している公式リポジトリーがあります。
この公式リポジトリーはデフォルトで利用できるようになっています。
この公式リポジトリーから「.NET 7.0」を利用できるということは、簡単に「.NET 7.0」をインストールすることができるということです。
今まで「.NET 7.0」をインストールするには、Microsoftのリポジトリーを登録する必要がありました。
すでに.NET 6.0は公式リポジトリーから利用可能
以前紹介しましたが、すでに「.NET 6.0」は公式リポジトリーから利用可能になっています。詳細は以下を参照してください。
Ubuntu 22.10以降でも利用可能
以前紹介したように「Ubuntu 22.10」以降でもすでに公式リポジトリーから「.NET 7.0」を利用できるようになっています。Snap Store
ちなみにですがMicrosoftのリポジトリーを利用しない場合、Snap Storeから「.NET 7.0」をインストールすることも可能です。Snap StoreはSnapでパッケージングされたソフトウェアやアプリを配布するアプリケーションストアです。
Canonicalによって管理・運営されていますが、公式リポジトリーとは異なる存在であり、本件とは関係ありません。
.NET 7.0をインストールするには
さてUbuntuの公式リポジトリーから「.NET 7.0」をインストールしてみましょう。1. インストール
インストールは簡単です。以下のコマンドを実行すれば、「.NET 7.0(SDK)」がインストールされます。
sudo apt install dotnet7
以上でインストールは完了です。