最大12年の商用サポートサービスの提供へ
「Ubuntu」のパブリッシャーである「Canonical」は、最大12年間のサポートを提供する商用サポートサービスを発表しました。Ubuntu 14.04 LTS以降のUbuntu LTSが対象
最大12年間のサポートサービスは、2014年4月にリリースされた「Ubuntu 14.04 LTS」以降の「Ubuntu LTS」が対象です。本サポートサービスは「Legacy Support」と呼ばれ、商用サポートサービスの「Ubuntu Pro」を通じて提供されます。
Ubuntu LTSとサポート期間
「Ubuntu LTS」では標準で5年間の無料サポートが提供されます。このサポートは一般ユーザー含めすべてのユーザーが受けられるサポートです。
このサポートとは別により高度なサポートサービスを受けられる「Ubuntu Pro」があります。
元々「Ubuntu Pro」では最大10年間のサポート期間を提供していました。
これに加え今回、「Ubuntu Pro」で有料契約を結んでいる顧客は「Legacy Support」の契約により、さらに2年間サポート期間を延長できます。
つまり最大12年間セキュリティーアップデート等のサポートを受けられるようになります。