アカウントプラグイン
アカウントプラグインは、Webサービスのアカウントの認証やパスワードの管理を行います。オンラインアカウントはアカウントプラグインを列挙してユーザーに表示します。
従ってWebサービスをオンラインアカウントで利用するには、各Webサービスに対応したアカウントプラグインをインストールする必要があります。
アカウントプラグインでアカウントを登録すると、アプリ側で登録されたアカウントを利用し、各種Webサービスにアクセスできるようになります。
ただしアプリ側でWebサービスにアクセスする方法を決められるため、オンラインアカウントの仕組みを利用せず独自のアカウント管理を行うアプリもあります。
アカウントプラグインのインストールについて
アカウントプラグインは単体でインストールすることもできますが、通常はオンラインアカウントに対応したアプリのインストール時に一緒にインストールします。アカウントプラグインだけをインストールしても、それを利用するアプリがなければ意味がないためです。
例としてShotwellについて見てみます。
Shotwellのアドオン
Ubuntuソフトウェアセンターでアドオンの項目を見ると、以下のようにアカウントプラグインが表示されます。ShotwellはWebサービスの認証にオンラインアカウントを利用します。
アドオンに表示されているアカウントプラグインをインストールしないと、該当するWebサービスは利用できません。
ちなみにアカウントプラグインが必須のアプリは、アドオンに表示されずにまとめてインストールされます。
Shotwellのプラグイン
Shotwellの設定画面を開くと、Shotwellのプラグイン一覧が表示されます。Facebook/Flickr/Picasa Web Albums/YouTubeはオンラインアカウントを利用するため、各アカウントプラグインが必要になります。
またShotwellからアカウントの設定を行おうとすると、オンラインアカウントの画面が表示されます。
Ubuntu 12.04のShotwellの場合
オンラインアカウント非対応のShotwellの場合、以下のようにShotwellでアカウントの設定を行います。アプリごとに個別にアカウントの設定を行うよりは、まとめて管理したほうが楽ですね。