PPAの管理
以前のバージョンと異なりバージョン0.0.9.7では、PPAの削除やPPA内のパッケージ表示機能がPPAの管理に統合されました。また機能も追加されています。
注意1
パッケージ管理システムと連携するため、Synapticやアップデートマネージャー等パッケージ管理を行う他のアプリは終了しておいてください。注意2
インターネットに接続されている必要があります。PPA管理画面の表示
「Manage PPAs」をダブルクリックします。PPA管理画面
PPA管理画面です。ここで表示されるPPAは有効になっているPPAだけです。
PPAが登録されていても無効になっている場合は表示されません。
「Remove」ボタン
選択されたPPAを削除します。削除確認は行われないため注意してください。
PPAを削除してもそのPPAからインストールされたパッケージは削除しません。
1.PPAの削除
以下の通知が表示されPPAの削除が開始されます。削除には少し時間がかかります。
2.削除完了
削除が完了すると以下の通知が表示されます。「Purge」ボタン
PPAを無効にしてそのPPAからインストールされたパッケージを、既存のリポジトリから再インストールします。もし既存のリポジトリにパッケージが見つからない場合は、パッケージは削除せずそのまま残します。
1.パージ確認画面
パージ確認画面が表示されます。「OK」ボタンをクリックします。
2.パージ開始通知
以下の通知が表示されPPAのパージが開始されます。パージにはそこそこ時間がかかります。
3.パージ処理
コンソールが表示されパージ状況が表示されます。パージするPPAとパッケージが表示されます。
もし以下のように「Do you want to continue [Y/n]?」と表示されたら、「エンター」キーを押します。
4.パージ成功
以下のように「PPA purged successfully」と表示されたらパージ完了です。このコンソール画面を閉じます。
5.パージ完了
コンソール画面を閉じると以下の通知が表示されパージ完了です。「Update」ボタン
選択されたPPAのリポジトリを更新します。例えばアップデートマネージャー(ソフトウェアの更新)の場合、更新確認は有効になっているリポジトリ(PPA) すべてが対象になりますが、この機能は選択されたPPAのみ更新確認を行います。
以下の通知が表示されれば更新完了です。
「Edit source」ボタン
PPAのソースファイルをテキストエディターで開きます。直接ソースファイルを編集することができます。
記述内容に誤りがあるとアプリがアップデートできなくなるため、注意してください。
よく分からない場合は、閲覧だけに留めておくとよいでしょう。
「List Packages」ボタン
選択されたPPA内のパッケージを表示します。「Back」ボタン/「Close」ボタン
この画面を閉じます。「Copy PPA link to clipboard」ボタン
PPAのURLをクリップボードにコピーします。例)http://launchpad.net/~markjtully/+archive/ppa
URLにアクセスすると以下のようにLaunchpadのPPAのページが表示されます。