Actionsプラグイン
特定の文字を履歴から選択した時に、コマンドの実行メニューを表示するプラグインです。注意(2013/1/24)
このプラグインはメニューが正しく表示されないなど、動作が安定していません。また日本語にも対応していないようです。
Actionメニュー
登録したアクションは以下のようにインジケーターメニューに表示されます。設定画面
このプラグインを選択して「設定」ボタンをクリックすると、以下のように設定画面が表示されます。Immediately show available actions
チェックをオンにすると、履歴選択後に条件が合う場合は、以下のようにコマンドメニューを表示します。アクションとコマンドの一覧
登録したアクションとコマンドの一覧が表示されます。「Add action」ボタン
アクションを追加します。「コマンドの追加」ボタン
選択されたアクションにコマンドを追加します。「削除」ボタン
選択されたアクションやコマンドを削除します。「適用」ボタン
設定を保存し、この画面を閉じます。アクションの追加
アクションとは、履歴の文字列の一致条件のことです。正規表現で入力します。
「Add action」ボタンをクリックします。
以下のように新規アクションが追加されます。
「新しい正規表現」に条件を入力します。
「ここに説明を入力してください」に説明を入力します。
説明は任意です。
ここでは例として以下のように入力しました。
コマンドの追加
コマンドを追加したいアクションを選択して、「コマンドの追加」ボタンをクリックします。以下のように新規コマンドが追加されます。
「コマンドの追加」にコマンドを入力します。
「ここに説明を入力してください」に説明を入力します。
説明で入力した内容がメニューに表示されます。
ここでは例として以下のように複数のコマンドを登録しました。
Networkプラグイン
PC間でクリップボードの履歴を共有するプラグインです。一方のPC(サーバー)で文字をコピーすると、もう一方のPC(クライアント)にその文字を送信し、文字を受信したPCの履歴にその文字が追加されます。
またクリップボードにもコピーされます。
文字を送信するタイミングは、文字をコピーした時です。
データの暗号化について
Python Cryptography Toolkit (python-crypto)をインストールし、必ずパスワードを設定してください。そうしないと文字が暗号化されないまま送信されます。
設定画面
このプラグインを選択して「設定」ボタンをクリックすると、以下のように設定画面が表示されます。Accept connections from this hosts
接続を受け付けるPC(クライアント)のIPアドレスと、クライアントに要求するパスワードの一覧です。Connection to
接続先PC(サーバー)のIPアドレスと、サーバーが要求するパスワードの一覧です。「削除」ボタン
選択されたIPアドレス/パスワードを削除します。「追加」ボタン
IPアドレス/パスワードを追加します。「適用」ボタン
設定を保存しこの画面を閉じます。サーバーの設定
サーバーになるPCは、クライアントPCのIPアドレスとクライアントに要求するパスワードを「Accept connections from this hosts」に追加する必要があります。「追加」ボタンをクリックして以下の画面を表示します。
「IPアドレス」にクライアントPCのIPv4アドレスを入力します。
ホスト名でもOKです。
「この接続のパスワード」にクライアントに要求するパスワードを入力します。
パスワードは32文字以内にします。
例として以下のように入力しました。
クライアントの設定
クライアントPCは「Connection to」に接続するサーバーのIPアドレスとサーバーが要求するパスワードを入力します。「追加」ボタンをクリックして以下の画面を表示します。
「IPアドレス」にクライアントPCのIPv4アドレスを入力します。
ホスト名でもOKです。
「この接続のパスワード」にクライアントに要求するパスワードを入力します。
パスワードは32文字以内にします。
例として以下のように入力しました。
これでサーバー(192.168.56.10)が文字をコピーすると、クライアント(192.168.56.11)にコピーした文字を送信するようになります。
IPアドレス/パスワードが追加できないバグについて(2013/1/24)
「新しい接続画面」でIPアドレスとパスワードを入力し「OK」ボタンをクリックしても、IPアドレスとパスワードが追加されません。「/usr/share/glipper/plugins/network.py」を開くと askIP(self)関数が見つかります。
どうやらdialog.destroy()が原因のようです。
今回はテスト用にdialog.hide()に変えましたが、戻り値を生成してからdestroy()するのが良いでしょう。
またソースコードを編集した場合は、PCを再起動してください。