テンプレート
テンプレートは、Nautilisu上でファイルの新規作成時に利用できるファイルの雛形です。ファイルのテンプレートを管理するフォルダーについては、「ホームフォルダ、アプリの設定ファイル」を参考にしてください。
Ubuntu Tweakではいくつかテンプレートを用意しており、Ubuntu Tweakから管理することができます。
「システム」設定の「テンプレート」をクリックします。
UI構成
「テンプレート」のUI構成です。有効なテンプレート
現在有効になっているテンプレートです。上記の画像では有効になっているテンプレートはありません。
テンプレートは階層構造をなすことが出来、その階層構造がそのままメニューの階層構造に反映されます。
テンプレートフォルダー
有効なテンプレートは「~/テンプレート」フォルダーに配置されます。従って「有効なテンプレート」に表示されるテンプレートは、このフォルダーにあるテンプレートファイルの一覧という事になります。
無効なテンプレート
現在有効になっていないテンプレートの一覧です。この一覧からにあるテンプレートは、いつでも有効にすることができます。
Ubuntu Tweakのテンプレートフォルダー
「無効なテンプレート」に表示されるテンプレートは、「~/.config/ubuntu-tweak/templates」フォルダーに配置されます。「無効なテンプレート」に表示されるテンプレートは、このフォルダーにあるテンプレートファイルの一覧という事になります。
このフォルダーに自分で作成したテンプレートファイルを置くと、Ubuntu Tweak上で管理できるようになります。
ただし「システムテンプレートの再構築」を行うと、自分で作成したテンプレートファイルは削除されてしまうので注意してください。
テンプレートを有効にする
「無効なテンプレート」に表示されているテンプレートを有効にします。1.テンプレートの選択
有効にしたいテンプレートを選択します。2.テンプレートの有効化
選択したテンプレートを「有効なテンプレートに」ドラッグ&ドロップします。3.完了
以下のように選択されたテンプレートが「有効なテンプレート」に移動します。Nautilusの「新しいドキュメントの作成」メニューを見ると、以下のように有効にしたテンプレートが追加されています。
フォルダーを作成し階層構造にする
フォルダーを作成すると、テンプレートの種類ごとに階層化することができます。またここで作成した階層構造は、Nautilusの「新しいドキュメントの作成」メニューの階層構造になります。
1.フォルダーの作成
「有効なテンプレート」に表示されている任意のアイテムを右クリックします。以下のようにメニューが表示されるので、「フォルダの作成」をクリックします。
2.フォルダー名の入力
以下のようにフォルダーが作成されフォルダー名を入力できる状態になるので、フォルダー名を入力して「エンター」キーを押します。3.作成完了
以下のようにフォルダーが作成されます。例
以下のように「LibreOffice」フォルダーを作成し、そのフォルダー以下にテンプレートを追加しました。Nautilusの「新しいドキュメントの作成」メニューを開くと、以下のように「有効なテンプレート」の階層構造がメニューに反映されています。
また「~/テンプレート」フォルダーを見ると「LibreOffice」フォルダーが作成されています。
アイテムの名前を変更する
「有効なテンプレート」内のテンプレートやフォルダーの名前を変更します。1.アイテムの選択
名称を変更したいアイテムを選択します。ここでは例としてテンプレートを選択しています。
2.名前の変更
選択したアイテムを右クリックして表示されるメニューから、「名前の変更」をクリックします。3.名前の入力
以下のように名前を入力できる状態になるので、新しい名前を入力します。名前を入力したら「エンター」キーを押します。
4.名前の変更完了
以下のように名前が変更されます。Nautilusの「新しいドキュメントの作成」メニューを開くと、以下のように名前の変更がメニューに反映されています。
アイテムを移動する
「有効なテンプレート」内のアイテムを移動します。テンプレートやフォルダーを、別のフォルダー内に移動することができます。
1.アイテムの選択
移動したいアイテムを選択します。ここでは例として「プレゼン」フォルダーを選択しました。
2.移動
選択したアイテムを移動先にドラッグ&ドロップします。3.移動完了
以下のように選択したアイテムが移動します。Nautilusの「新しいドキュメントの作成」メニューを開くと、以下のようにアイテムの移動がメニューに反映されています。
アイテムを無効にする
有効にしたテンプレートやフォルダーを無効にします。1.アイテムの選択
無効にしたいアイテムを選択します。2.アイテムの無効化
選択したアイテムを「無効なテンプレート」にドラッグ&ドロップします。3.完了
選択したアイテムが「有効なテンプレート」から削除され、「無効なテンプレート」に移動しました。アイテムを削除する
有効にしたテンプレートやフォルダーを削除します。注意
テンプレートを削除すると「無効なテンプレート」には戻りません。またフォルダーを削除した場合、フォルダー内のテンプレートは「無効なテンプレート」に戻る場合と戻らない場合があります。
フォルダーを削除する場合は、予めフォルダー内のアイテムを無効化しておいたほうが良いでしょう。