NSSの脆弱性
本年最初の脆弱性のアップデートです。2017年1月4日に、クラッシュや機密情報の漏洩など複数の脆弱性に対応した「NSS」がリリースされています。
「NSS」は 「Network Security Service library」です。
本アップデートは、最新のCA certificateが含まれています。
Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3163-1 | CVE-2016-5285 CVE-2016-8635 |
Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS Ubuntu 12.04 LTS |
・クラッシュ ・情報漏えい ・Small subgroup confinement attack |
USN-3163-1 | CVE-2016-9074 | Ubuntu 16.10 Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS Ubuntu 12.04 LTS |
・任意コードの実行 |
Ubuntu Security Notice一覧
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「NSS」がリリースされています。「アップデートマネージャー」や「ソフトウェアの更新」を起動して、「NSS」のアップデートを行ってください。