NVIDIA GPUプロプライエタリードライバーをディスクイメージに同梱
NVIDIAはNVIDIA製GPU向けにプロプライエタリードライバーを提供しています。「Ubuntu 19.10」では「Ubuntu 19.10」のディスクイメージにNVIDIA GPUプロプライエタリードライバーが同梱されます。
つまり「Ubuntu 19.10」のディスクイメージと共にNVIDIA GPUプロプライエタリードライバーが配布されることになります。
- nvidia-drivers-* are not on the ISO
- Ubuntu 19.10 To Bundle NVIDIA's Proprietary Driver Packages As Part Of Its ISO
インターネットに接続していなくてもドライバーが利用可能に
「Ubuntu Desktop」インストール時、ネットワークに接続されていなくてもサードパーティー製のドライバーをインストールする選択肢を有効にできます。しかしユーザーがこの選択肢を有効にしても、NVIDIA GPUのプロプライエタリードライバーがディスクイメージに存在せず、インストールすることができません。
この状況を改善し「Ubuntu Desktop」インストール後すぐにユーザーがプロプライエタリードライバーを利用(切り替え)できるようにするため、プロプライエタリードライバーの同梱が行われました。
再配布は問題ない
すでにNVIDIAに再配布に関する合意を形成済みであり、ライセンスはクリアになっています。ディスクイメージサイズの増加
NVIDIA GPUのプロプライエタリードライバーがディスクイメージに追加されるため、ディスクイメージのサイズが大きくなります。「390」と「418」を追加することで、ディスクイメージのサイズが114MB増加したとのことです。
現在「Ubuntu 19.10(デイリービルド)」のディスクイメージサイズは、2.1GBになっています。