約95%のUbuntuがLTS版Ubuntuか
Ubuntuには長期サポート期間を提供するLTS版Ubuntuと、9ヶ月のサポート期間を提供する通常リリース(中間リリース)のUbuntuがあります。半年に一度リリースされるUbuntu
Ubuntuそのものは1年に2回、4月と10月にリリースされます。このうち偶数年の4月にリリースされるUbuntuが、LTS版Ubuntuになります。
言い換えればLTS版Ubuntuは、2年に一度リリースされるということです。
現在最新版のUbuntuは「Ubuntu 22.04 LTS」ですが、「Ubuntu 22.04 LTS」は2022年4月にリリースされました。
偶数年の4月にリリースされたUbuntuであるため、「Ubuntu 22.04 LTS」はLTS版Ubuntuになります。
長期サポート
LTS版UbuntuのLTSとは「Long Term Support」のことです。長期サポートという意味であり、無償サポートで5年間のサポートが提供され、さらに「Canonical」による「Ubuntu Advantage」により、更に5年間サポート期間を延長できます。
つまり最大10年間のサポートが提供されます。
ただ一般ユーザーからすれば、5年間のサポートと捉えてもらって構いません。
ちなみに通常リリースを飛ばしてLTS版Ubuntuから次のLTS版Ubuntuへ直接アップグレードすることも可能です。
ですので現在「Ubuntu 20.04 LTS」を利用しているユーザーは、2022年8月に「Ubuntu 22.04 LTS」へ直接アップグレードできるようになります。
約95%のUbuntuがLTS版Ubuntu
「Canonical」の調べによるとインストールされたUbuntuの内、約95%のUbuntuがLTS版Ubuntuであるとのことです。An estimated 95% of all Ubuntu installations are LTS releases.
圧倒的な割合ですね。