Linux Mint月刊ニュース
「Linux Mint」開発チームは、Linux Mint月刊ニュースにて「Linux Mint」の開発状況や取り組みを紹介しています。次期バージョンの「Linux Mint 21.2」の開発作業が引き続き行われています。
1. 開発作業が一段落つく
「Linux Mint 21.2」の開発作業が一段落つきました。多くのプロジェクトがリリースに向けてビルドされ、リポジトリーへ配置されました。
2. Xfceのアップデート
「Xfce」が「Xfce 4.18」へアップデートされました。3. XDG Desktop Portalのサポート
Cinnamon/MATE/Xfceで「XDG Desktop Portal」がサポートされました。これによりグローバルなダークモード設定がサポートされました。
4. ダークモード設定のサポート改善
ダークモード設定をサポートしているアプリでは、以下の3種類の設定を利用できます。- ライト
- ダーク
- アプリ側で決める
FlatpakアプリやGNOME/LibAdwaitaアプリを含む多くのアプリがダークモード設定をサポートしています。
またアプリによりデフォルトの設定が異なります。
例えばFirefox、Xed、Thingy、Xreaderはデフォルトでライトテーマであり、Xviewer、Pixはデフォルトでダークテーマを設定しています。
5. Cinnamon 5.8でジェスチャー操作のサポート改善
「Cinnamon 5.8」でジェスチャー操作のサポート改善作業が行われています。ウィンドウ管理やワークスペース管理、タイリング、メディア制御でジェスチャー操作を利用できるようになります。
このジェスチャー操作はタッチパッドやタッチスクリーン、タブレットでサポートされる予定です。
6. ソフトウェアマネージャーの改善
ソフトウェアマネージャーのUIが改善されました。またソフトウェアのスコア評価及び並び替えアルゴリズムも改善されると共に、パッケージの一覧も改善されています。