マルチロードインジケーター
マルチロードインジケーターはCPUの使用率やメモリの使用量等、PCのリソース状況をグラフで表示するインジケーターです。上記の画像はすべてのリソースを表示した状態です。
監視するリソースの種類やグラフの幅を調整できるので、解像度が高くないディスプレイでも利用できます。
インストール
Ubuntuソフトウェアセンターを起動し、「indicator-multiload」で検索します。「インストール」ボタンをクリックします。
起動
通常ログイン時に自動起動させる使い方になると思いますが、Dashホームから起動することも可能です。Dashホームから以下のように起動します。
インジケーターメニュー
インジケーターをクリックすると、以下のメニューが表示されます。CPU, iowait
CPUの使用率及びストレージ等のI/O待ちを百分率で表示します。Mem, cache
メモリーの使用量とキャッシュメモリーの使用量を表示します。Net down, up
ネットワークの1秒間あたりの受信量と送信量を表示します。Swap
スワップ領域の使用量を表示します。Load
システムの負荷を表示します。Disk read, write
ストレージの1秒間あたりの読み込み量と書き込み量を表示します。システムモニタを開く
システムモニタを起動します。設定
マルチロードインジケーターの設定画面を開きます。情報
マルチロードインジケーターのバージョン情報画面を表示します。Quit
マルチロードインジケーターを終了します。設定画面
マルチロードインジケーターの設定画面です。モニターするリソース
インジケーターに表示するリソースの状況(グラフ)を指定します。各グラフの色分けは「色」で行います。
プロセッサ
CPUの使用率等、CPUに関するリソースを表示します。メモリ
メモリの使用率等、メモリに関するリソースを表示します。ネットワーク
ネットワークの転送量等、ネットワークに関するリソースを表示します。スワップ領域
スワップ領域の使用量を表示します。負荷
システムの負荷を表示します。ハードディスク
ストレージの転送量等、ストレージに関するリソースを表示します。オプション
マルチロードインジケーターのオプションです。Autostart
ログイン時にマルチロードインジケーターを起動します。チェックがオンになっているのにも関わらずログイン時に起動しない場合は、一旦チェックをオフにしてもう一度チェックをオンにします。
システムモニタの幅
インジケーター表示される各リソースグラフの幅をピクセルで指定します。更新間隔
リソースグラフの更新間隔をミリ秒で指定します。更新間隔を短くすればグラフの精度が上がりますが、PCにかかる負荷が高くなります。
色の設定について
各リソースグラフごとにリソースに応じて使用する色を指定します。色を変更するには、色のボタンをクリックします。
プロセッサ
CPUに関するリソースの色設定です。ユーザ
ユーザーモードプロセスのCPU使用率です。システム
カーネルモードプロセスのCPU使用率です。Nice値
Nice(優先度)を設定したユーザーモードプロセスのCPU使用率です。IOWait
ストレージ等のI/O待ち時間や割り込み処理時間です。待機
アイドルですが、グラフの背景色になります。メモリ
メモリーに関するリソースの色設定です。ユーザ
ユーザーモード上でのメモリの使用率です。共有メモリ
共有メモリの使用率です。バッファメモリ
カーネルのバッファメモリの使用率です。キャッシュメモリ
カーネルのキャッシュメモリの使用率です。未使用
空きメモリですが、グラフの背景色になります。ネットワーク
ネットワークに関するリソースの色設定です。受信
ネットワークの受信バイト数です。送信
ネットワークの送信バイト数です。ローカル
ループバック等のローカルネットワークの受信バイト数です。背景色
グラフの背景色です。スワップ
スワップ領域の使用量に関する色設定です。使用中
スワップ領域の使用量です。未使用
スワップ領域の空き容量です。グラフの背景色になります。