CPU frequency scalingインジケーター
CPU frequency scalingインジケーターは、CPUの動作クロック数の簡易表示や制御を行うインジケーターです。このインジケーターをインストールすると、CPUの現在の動作クロックが簡易表示されるようになります。
インストール
Ubuntuソフトウェアセンターを起動し、「indicator-cpufreq」で検索します。「インストール」ボタンをクリックして、インストールしたらPCを再起動します。
ログイン時にインジケーターが起動します。
使い方
CPU frequency scalingインジケーターの使い方です。ここではCore i7 2600 + Sandy Bridgeの環境で動作させています。
インジケーター
インジケーターはCPUが最低動作クロックで動作している時は以下のアイコンが表示されます。最大動作クロックで動作している時は以下のアイコンが表示されます。
インジケーターメニュー
インジケーターをクリックするとCPUの動作クロックを調整するメニューが表示されます。3.40 GHz 〜 1.60 GHz
CPUの動作クロックを直接指定します。表示されるクロック数はCPUにより異なります。
Conservative(控えめ)
負荷に応じてクロック数が変動します。最低クロック数〜最大クロック数間で変動しますが、クロック数のゆっくり変動します。
Ondemand
負荷に応じてクロック数が変動します。最低クロック数〜最大クロック数の間で変動します。
通常はこの選択肢がおすすめです。
「Conservative」と異なり、クロック数は即座に変化します。
Powersave
常に最低クロック数で動作します。ノートPCでバッテリーを節約したい時に利用するとよいでしょう。
ただしパフォーマンスは低下します。
Performance
常に最大クロック数で動作します。負荷の高い処理を行い続ける時は、この選択肢が良いでしょう。
ログイン時に自動起動しない場合は
インジケーターが自動起動しない場合は、自動起動するアプリケーションを起動しインジケーターを追加します。自動起動するプログラムの追加設定は以下の通りです。
「コマンド」には「indicator-cpufreq」と入力します。
「コマンド」の項目以外は任意の内容でOKです。
分かりやすい内容を入れておきましょう。
アンインストール時に自動起動が残る場合は
アンインストールしても自動起動が残る時があるようです。その場合は、自動起動するアプリケーションを起動しインジケーターを削除します。
「CPU Frequency Scaling Indicator」を選択して、「削除」ボタンをクリックします。