Opera Developer 24
現在Ubuntuでインストールできる安定版の「Opera」のバージョンは「12.16」ですが、Linux向けOpera Developer 24がリリースされ、Ubuntuにインストールできるようになりました。「Opera」が「Chromium」ベースになってから長らく、Linux向けにOperaのリリースが行われていませんでしたが、 2014/6/23にLinux向けOperaがリリリースされました。
Opera Developer
現状利用できるOpera 24は、Opera Developerです。Opera Developerは開発者向けのリリースです。
今後安定版のリリースに向けて開発が進められていきますが、しばらくはOpera Developerとしてリリースされます。
リリースアナウンス
リリースアナスンスは、以下を参考にしてください。Flashの利用について
「Chromium」ベースですので、「Chromium」と同じ扱いになります。「Ubuntu 14.04のChromiumでFlashを見るには」を参考にしてください。
すでに「Chromium」でFlashをインストールしている場合は、特に何もしなくても良いです。
サポートする環境について
現状サポートする環境は、以下の2つです。- Ubuntu 64bit(Unity)
- Ubuntu GNOME 64bit (GNOME Shell)
他の環境でも動作するかもしれませんが、問題が起きる可能性があります。
テストは上記の環境で行われています。
起動時にクラッシュする問題
デフォルトのブラウザーが「Google Chrome」や「Chromium」、及びそれらをベースとしたブラウザーに設定されている場合、Operaがクラッシュする問題があります。デフォルトのブラウザーを「Firefox」に設定しておくとよいでしょう。
Opera Developer 24のインストール
Opera Developer 24のインストールです。1.リポジトリーの確認
すでに「Opera」をOperaのリポジトリーからインストールしている人は、「2.」に飛んでください。初めて「Opera」を利用する人は、「Opera Developer」から直接ダウンロードするとよいでしょう。
2.Operaのインストール
Ubuntuソフトウェアセンターを開き、「opera-developer」で検索します。「インストール」ボタンをクリックします。
アプリ名は、「opera-developer」です。
3.設定
インストール中に以下の画面が表示されます。「Do you want to update Opera together with the rest of the system?」にチェックを入れ、「進む」ボタンをクリックします。
内容は以下のとおりです。
Opera Developerのリポジトリーが追加されます。
リポジトリーの確認
Opera Developerのリポジトリーが追加されているか確認します。1.リポジトリーの確認
「システム設定」から「ソフトウェアとアップデート」を起動し、「他のソフトウェア」のタブをクリックします。以下のようにOpera Developerのリポジトリーが追加されていることを確認します。
リポジトリーの設定は以下のようになっています。
2.認証鍵の確認
サーバーの鍵の確認を行います。「認証」タブをクリックし、以下のように鍵が追加されているか確認します。
リポジトリーがない場合
Opera Developerのリポジトリーが追加されていない場合、以下の方法でリポジトリーを追加します。1.パッケージの再設定
「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。
sudo dpkg-reconfigure opera-developer
2.設定
以下の画面が表示されます。以下のようにカーソルキーで「はい」を選択し、「エンター」キーを押します。
Opera Developerの起動
Opera Developerの起動です。Dashホームを開き、以下のように起動します。
以下のようにOpera Developer 24が起動します。