XScanImage
「XScanImage」は、スキャナーから画像をスキャンするアプリです。ドキュメントフィーダーによる連続スキャンには向いていませんが、色調整が細かく行え、事前にプレビュースキャンで色味の確認を行うことができます。
また「GIMP」にも対応しており、「GIMP」から「XScanImage」を利用することもできます。
アプリ名は「xscanimage」です。
XScanImageのインストール
「XScanImage」のインストールです。「インストール」ボタンをクリックします。
補足
「GIMP」もインストールされます。XScanImageの起動
「XScanImage」の起動です。「XScanImage」をインストールしても「XScanImage」のデスクトップエントリーファイルがインストールされないため、このままではDashなどのアプリケーションランチャーから「XScanImage」を起動することができません。
ここではアプリケーションランチャーから「XScanImage」を起動できるように、デスクトップエントリーファイルを作成します。
1.デスクトップエントリーファイルの作成
「テキストエディター」を起動し、以下の内容をコピー&ペーストします。
[Desktop Entry]
Version=1.0
Type=Application
Hidden=false
Terminal=false
Icon=scanner
Name=XScan Image
Exec=xscanimage
Version=1.0
Type=Application
Hidden=false
Terminal=false
Icon=scanner
Name=XScan Image
Exec=xscanimage
2.デスクトップエントリーファイルの保存
「~/.local/share/applications/xscanimage.desktop」に保存します。作業は以上で完了です。
3.確認
Dashホームを開き、以下のように「XScan Image」が表示されるか確認します。上記のように表示されればOKです。
「XScan Image」をクリックして「XScanImage」を起動します。
4.スキャナーの選択
複数のスキャナーが接続されている場合は、以下のように使用するスキャナーを選択する画面が表示されます。「XScanImage」で使用するスキャナーを選択し、「OK」ボタンをクリックします。
XScanImageのUI構成
「XScanImage」のUI構成です。1.保存先ファイル名
本スキャンを行うと、ここで指定したファイルにスキャンした画像が保存されます。2.スキャンモード
色数やスキャナーの解像度、及び基本的な色補正を指定します。「スキャンモードを設定する」を参考にしてください。
3.画像のサイズ
本スキャンした時の画像のサイズを及び、画像ファイルの容量が表示されます。4.色調整
各色要素ごと(Red(赤)、Green(緑)、Blue(青))に色調整を行います。トーンカーブですね。
「GIMP」で言うところの「色レベルの調整」に相当します。
5.本スキャン
本スキャンを行います。「2.」や「4.」で行った色調整が反映されます。
スキャンした画像は、「1.」に保存されます。
6.プレビューウィンドウ
プレビュースキャンを行うプレビューウィンドウを表示します。プレビュースキャンは、「2.」や「4.」で行った色調整が反映されます。
補足
スキャナー及びバックエンドが提供する機能により、表示されるメニュー項目や内容が異なります。ここでは「PX-A620」と「epkowa」バックエンドの組み合わせで、「XScanImage」を使用しています。