猫が見つけたバグが修正される
猫が見つけたバグが修正されました。前回紹介したバグとは、別のバグです。
環境
gdm:3.18.xディストリビューション:Debian sid
バグ報告日:2015-11-12
「gdm」は、ログイン画面やロック画面を表示するディスプレイサーバーです。
Ubuntuではディスプレイサーバーに「lightdm」を採用しています。
再現手順
- GNOMEにログインする
- 「Super + L」キーを押して、画面をロックする
- 「ESC」キーを押し続ける
現象
5分程経過すると、スライダーウィンドウが表示された後、「Gnome Shell」がクラッシュする期待する動作
「Gnome Shell」がクラッシュせず、スライダーウィンドウとロック解除画面を行き来する「ESC」キーを押すと、以下の2画面が切り替わります。
コメント
このバグに関するコメントです。#1 Rui Matos (2015-11-13)
gdmがクラッシュしているようだ。プログラムがSIGSEGVシグナルで終了しており、セグメンテーションフォルトを起こしている。
#2 Ray Strode (2015-11-13)
ワーカープロキシーで破棄された不正なハンドラー呼んでるんじゃないかな。#3以降は、技術的な内容が続きます。