Systemdの脆弱性
2016年9月29日に、権限のないユーザーによってinitがクラッシュさせられる脆弱性に対応した「Systemd」がリリースされています。「Systemd」はシステムの中核となるソフトウェアの1つです。
initがクラッシュさせられるとシステムが停止し、機能・起動しなくなります。
ここでは例としてinitをあげていますが、「Systemd」そのものの機能を停止させられる脆弱性です。
Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
LP | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3094-1 | LP: 1628687 | Ubuntu 16.04 | ・クラッシュ |
USN一覧
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「Systemd」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「Systemd」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。