Linux Kernelの脆弱性
2017年2月3日に、機密情報の漏洩やクラッシュする脆弱性に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3187-1 | CVE-2016-9555 CVE-2016-9685 |
Ubuntu 12.04 LTS | ・クラッシュ ・メモリー破壊 |
USN-3188-1 USN-3188-2 |
CVE-2016-9555 | Ubuntu 14.04 LTS Ubuntu 12.04 LTS(HWE) |
・クラッシュ |
USN-3189-1 USN-3189-2 |
CVE-2016-10147 CVE-2016-8399 |
Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS(HWE) |
・クラッシュ ・機密情報の漏洩 |
USN-3190-1 | CVE-2016-10147 CVE-2016-10150 CVE-2016-8399 CVE-2016-8632 CVE-2016-9777 |
Ubuntu 16.10 | ・クラッシュ ・機密情報の漏洩 ・任意コードの実行 ・権限の取得 |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-3187-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3188-1: Linux kernel vulnerability
- USN-3188-2: Linux kernel (Trusty HWE) vulnerability
- USN-3189-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3189-2: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerabilities
- USN-3190-1: Linux kernel vulnerabilities
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。「アップデートマネージャー」や「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux Kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。