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Ubuntu ディレクトリーエントリー・デスクトップエントリー その2 - ファイル構造について

ファイル構造

  ディレクトリーエントリーとデスクトップエントリーのファイル構造です。
  ディレクトリーエントリーとデスクトップエントリーは似たような構造なので、まとめて扱います。
 

  コメント行

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    例)

      #この行はコメントです。

  グループ

    グループは各設定をまとめたものです。
    設定のカテゴリみたいなものですね。
    設定は必ずいずれかのグループに属します。

    グループはグループヘッダーにより定義します。

  グループヘッダー

    グループヘッダーは、グループとグループ名を定義します。
   

    グループヘッダーのフォーマット

      グループヘッダーのフォーマットは、[グループ名]です。
      グループ名に利用できる文字は、英数字記号です。

      複数のグループを定義することができます。
      ただし、同名のグループ名は利用できません。
      必ず一意になるようにします。

    例)

      [Desktop Entry]

  エントリー

    設定です。
    エントリーのフォーマットは、「キー=値」です。
    キーに利用できる文字は、英数字とハイフンのみです。
    値に利用できる文字は、値の種類により異なります。

    キーの名称はグループヘッダー内で一意でなければなりません。

    例)

      Type=Application

エントリーの値について

    エントリーの値の種類は以下の4つがあります。

  • 文字列(string)
  • ローカライズ文字列(localestring)
  • 論理値(boolean) 
  • 浮動小数点数(numeric)

  文字列

    文字列です。
    利用できる文字は英数字記号に限ります。
    エスケープシーケンスが利用できます。

  ローカライズ文字列

    UIに表示する文字です。
    任意の文字が利用できます。
    また、スケープシーケンスが利用できます。

    ローカライズ文字列は、キーにローカライズ情報を持たせることができます。
    実行している言語環境により、表示させる文字列を変えることができます。

  理論値

    「true」もしくは「false」のどちらかの文字をセットできます。
    チェックボックスに例えると、「true」がチェックオンで「false」がチェックオフです。

  浮動小数点数

    小数点です。
    整数をセットしても構いません。

    フォーマットは、scanfの%fと同じです。

  複数の値を取る場合

    キーによっては複数の値を取ることがあります。
    複数の値を指定する場合は、「;」で値を区切ります。

    必ず最後に「;」が必要です。

    例)

      Categories=GNOME;Settings;DesktopSettings;

   種類の指定について

    エントリーの値を記述する際に、値の種類を指定することはありません。
    予めキーと値の種類が決められており、その種類に応じた書き方をします。

    例えば、「Terminal」キーは値に「理論値」を設定すると決められています。
    従って以下のような書き方をします。

    例)

      Terminal=true
      Terminal=false

ローカライズ文字について

  ローカライズ文字列をセットする場合は、キーにローカライズ情報を持たせることができます。
  以下のように書きます。

    キー[言語情報]=ローカライズ文字列

  言語情報について

    言語情報は以下のように指定します。

      言語_地域@修飾子

    言語以降は省略されることがほとんどです。
    Ubuntuの日本語環境は「ja_JP.UTF8」で修飾子はありません。
    従って言語の「ja」を指定すれば良いという事になります。

    言語情報を省略した場合は、デフォルトのローカライズ文字列という扱いになります。
    デフォルトのローカライズ文字列は、該当する言語の文字列が設定されていない場合に利用されます。

  例)

    GenericName=Spreadsheet
    GenericName[ja]=表計算ドキュメント     

    この例の場合、日本語環境では「表計算ドキュメント」が利用され、日本語以外の環境では「Spreadsheet」が利用されます。


ディレクトリーエントリー , デスクトップエントリー
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