スキャンした画像の保存先
スキャンした画像の保存先についてです。スキャンした画像の保存先は、「Filename」に表示されます。
デフォルトでは上記のように「out.pnm」になっています。
基準となるパスは「~/」なので、そのままスキャンすれば「~/out.pnm」にスキャンした画像が保存されます。
保存先を変更したい場合、「Filename」に直接パスやファイル名を入力しても良いですが、保存先選択画面から指定することも可能です。
PNM形式について
スキャンした画像は、PNM(ortable aNyMap)形式で保存されます。見慣れない画像フォーマットですが、標準でインストールされる「画像ビューワー」や「GIMP」で開くことができます。
他の画像形式に変換したい場合は、「画像ビューワー」等でファイルを開き、別の名前で保存するとよいでしょう。
Ubuntuでは、多くの画像編集アプリで「PNM」形式の画像を読み込むことができます。
スキャンした画像の保存先を指定する
スキャンした画像の保存先を指定します。ここでは保存先選択画面から画像の保存先を指定します。
1.保存先選択画面の表示
「Browse」ボタンをクリックします。2.保存先の選択
以下の画面が表示されるので、保存先のフォルダーの選択とファイル名の指定を行います。設定したら「OK」ボタンをクリックします。
3.保存先の変更完了
以下のように保存先が変更されます。スキャナーの設定を保存する
色味の調整などスキャナーの設定を保存することができます。スキャナーの設定を保存すると、次回以降「XScanImage」起動時に自動的に設定が読み込まれ設定に反映されます。
また、いつでも設定を読み込み設定を反映させることも可能です。
設定の保存は1箇所のみですが、スキャナーごと(バックエンドが認識するスキャナーごと)に設定を保存することができます。
1.設定を行う
「Brightness」など色調整を行っておきます。2.設定の保存
「Preferences」メニューを開き、「Save device settings」をクリックします。以上で完了です。
設定の保存先について
保存した設定は、「~/.sane/xscanimage」フォルダーに保存されます。ファイル名は「SANE」が認識するスキャナーの識別子です。
設定をリセットしたい場合は、該当するファイルを削除すればよいです。