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git-upload-packコマンドの場所を指定して、リモートリポジトリーをクローンする

  「git-upload-pack」コマンドの場所を指定して、「リモートリポジトリー」をクローンします。

  git-upload-packが見つからない

    リポジトリーをクローンする際、サーバー側で「git-upload-pack」コマンドを使用します。

    SSHプロトコルでリポジトリーをクローンする時に、「git-upload-pack」コマンドがあるフォルダーにパスが設定されていないと、クローンに失敗します。

    以下は、エラー例です。

ubuntu@ubuntu-vb-1410:~/ドキュメント/git$ git clone ssh://192.168.56.10/~/git/mySharedProject myCloneProject
Cloning into 'myCloneProject'...
ubuntu@192.168.56.10's password:
bash: git-upload-pack: コマンドが見つかりません
fatal: Could not read from remote repository.

Please make sure you have the correct access rights
and the repository exists.

    もしパスが設定されていない場合は、「git-upload-pack」コマンドの場所を指定してクローンを実行します。
    サーバー側の「git-upload-pack」コマンドの場所を指定してください。
    Ubuntuの場合、「git-upload-pack」コマンドは「/usr/bin/git-upload-pack」にあります。

オプションの説明

  「リモートリポジトリー」のクローン後、チェックアウトを行わないようにするには、以下のオプションを指定します。

ロングオプション ショートオプション オプションの値
--upload-pack -u コマンドのパス

  コマンドのパス

    「git-upload-pack」コマンドのパスを指定します。

リモートリポジトリーのクローン例

  「git-upload-pack」コマンドの場所を指定して、「リモートリポジトリー」をクローンする例です。

  1.ローカルリポジトリーの配置場所

    ここでは例として、「~/ドキュメント/git」フォルダー内に「myCloneProject」フォルダーを作成してもらい、「myCloneProject」フォルダー内にリポジトリーをクローンします。


    クローン元の「リモートリポジトリー」は、「ssh://192.168.56.10/~/git/mySharedProject」を指定します。

    ここでは、予めSSHサーバ及びSSHクライアントのインストールや設定を行っており、ユーザー認証は「ユーザー名 + パスワード」で行います。

  2.カレントディレクトリーの移動

    「端末」を起動し、カレントディレクトリーを「~/ドキュメント/git」に移動します。


  3.コマンドの実行

    「リモートリポジトリー」をクローンします。
    以下のコマンドを実行します。

    ポイントは、赤字の箇所です。

git clone --upload-pack /usr/bin/git-upload-pack ssh://192.168.56.10/~/git/mySharedProject myCloneProject


  4.パスワードの入力

    サーバーにログインするユーザーのパスワードを入力します。


  5.コマンドの実行結果

    以下のように、「リモートリポジトリー」がクローンされます。


  6.フォルダーの確認

    「Nautilus」を起動し「~/ドキュメント/git」フォルダーを見ると、以下のように「myCloneProject」フォルダーが作成されています。


  7.myCloneProjectフォルダーの確認

    「myCloneProject」フォルダーを開くと、クローンされたリポジトリーが配置されています。


    「.git」フォルダーが、「Gitディレクトリー」です。
    「myCloneProject」フォルダーが、「ワーキングディレクトリー」です。

    「test.txt」は、「sub1」ブランチからチェックアウトされたプロジェクトのファイルです。


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