WSL 2.6.2 の新機能や変更点
2025年10月14日、WSL 2.6.2 がリリースされました。WSL 2.6.2 の新機能と変更点をピックアップして紹介します。
ストアアプリケーション版WSL
ストアアプリケーション版 WSL の詳細やインストール方法は、以下を参照してください。リリースノート
リリースノートは以下を参照してください。WSLの変更点
WSL の変更点をピックアップします。1. startingDirectory 設定が反映されない不具合の修正
Windows Terminal の startingDirectory 設定が反映されない不具合が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
- Remove hardcoded --cd ~ from WSL terminal fragment profiles to support Terminal's startingDirectory
- 開始ディレクトリ
2. DistributionListUrl レジストリーキーの設定が反映されない不具合の修正
マニフェストのアップデートにより DistributionListUrl レジストリーキーの設定を変更しても、変更が反映されない不具合が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
3. エラーメッセージの改善
WSL や Linux ディストリビューションのインストール時、HTTP のタイムアウトを示す WININET_E_TIMEOUT エラーが追加されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
4. 仮想マシンの強制終了ロジックの追加
WSL サービス停止時にサービスが正常終了せず、30秒経過してもユーザーセッションのロックを取得できない場合、仮想マシンを強制終了するようになりました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
5. WSL1 OOBE のタイムアウト処理の削除
WSL1 の OOBE(Out-of-Box Experience)で、OOBE による処理が30秒以上経過しても OOBE が異常終了扱いにならないようにタイムアウト処理が削除されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
6. インストールログの生成
パッケージのインストールログを、以下のファイルに出力するようになりました。- C:\Windows\temp\wsl-install-log.txt
このインストールログは、パッケージのインストールに関するトラブルシューティングに役立てることができます。
これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
7. --set-sparse オプションのヘルプ改善
wsl.exe コマンドで --set-sparse オプションを指定する際、そのオプションの設定値を true/false で指定する必要があります。通常このオプションを指定する場合は、true を指定することになります。
しかしこのオプションの設定値に関するヘルプが抜けていたため、ヘルプに true を含めて情報を表示するように修正されました。
これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
8. cgroup v1 のマウント設定
一部のディストリビューションでは、cgroup v1 によるマウントを要求します。
これに対応するため、/etc/wsl.conf 設定ファイルで cgroup v1 / v2 を指定できるようになりました。
[automount]
cgroups=v1|v2
cgroups=v1|v2
これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
9. /init のパーミッションを 755 に変更
/init のパーミッションが 755 に変更され、ディストリビューションとの互換性が改善されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
10. systemd のサポート改善
ディストリビューション終了時に systemctl poweroff を実行するように修正されました。これにより改善する問題は、以下を参考にしてください。
11. WSLg to 1.0.71 採用
WSLg to 1.0.71 が採用されました。WSLg to 1.0.71 の変更点は以下を参照してください。