Xubuntu 26.04 LTS の開発状況
2026年2月2日、Xubuntu 26.04 LTS の開発状況が以下で紹介されました。Xubuntu 26.04 LTS 以降の GTK 2 サポートについて
Debian は 2027年に GTK 2 アプリ及び関連するパッケージをリポジトリーから削除する予定です。もちろん Ubuntu も Xubuntu もこの方針に影響を受けます。
テーマの GTK 2 のサポート
この方針を踏まえ Xubuntu では昨年遅くに、Xubuntu で提供している Greybird 及び Numix GTK テーマから GTK 2 のサポートを削除しました。しかし Xubuntu 26.04 LTS は長期サポート版ということもあり、3年間のサポート機関が提供されます。
そのため Xubuntu 26.04 LTS では、上記テーマの GTK 2 サポートを復活させることになりました。
とは言え上記テーマの GTK 2 サポートは、Xubuntu 26.04 LTS で最後になります。
GTK 2 アプリのサポートについて
LTS リリースの Xubuntu では、GTK 2 アプリのサポートも Xubuntu 26.04 LTS で最後になる予定です。通常リリースである Xubuntu 26.10 や Xubuntu 27.04 では、GTK 2 が削除される前のリリースになる可能性もあり、その場合は GTK 2 アプリが動作するでしょう。
いずれにせよいつまでも GTK 2 に頼ることはできません。
IRC クライアントアプリの置き換え
Hexchat は、GTK ベースの UI を備え、直感的な操作性や充実した設定をサポートする IRC クライアントアプリであり、長年 Xubuntuの定番 IRC クライアントとしてアプリとして採用され続けてきました。開発が終わった
しかし2026年のリリースを最後に開発が終了し、メンテナンスも行われなくなりました。Hexchat は GTK 2 で構築されたアプリであり GTK 3 への移行も行われないため、将来的にに Debian 及び Ubuntu から削除される予定です。
代替アプリは見つからなかった
Xubuntu の開発者は Hexchat の代わりとなる代替アプリを探しましたが、Xubuntu の要件に合う代替アプリは見つかりませんでした。最後にもう一度 Hexchat を採用
そのため Xubuntu 26.04 LTS では、引き続き Hexchat を採用することになりました。Hexchat はすでにメンテナンスされていませんが、Hexchat は幅広く利用され今までの十分な実績があり、LTS ユーザーをサポートするのに十分な品質があります。
Xubuntu 26.10 以降は
Xubuntu 26.10 以降に向け KiwiIRC や IRCCloud が検討されていますが、まだ具体的な決定は行われていません。SSH エージェントの問題
Xubuntu 25.10 の時に、SSH キーを利用してユーザーセッションを自動的にアンロックする機能が動作しなくなった問題が報告されました。問題の原因はどうやら gnome-keyring から gcr4 への移行に関連しているようですが、現在有力な手がかりが得られていません。
調査に協力できる方はぜひ上記のリンク先で問題の解決に向け取り組みに参加してください。
Xubuntu 26.04 LTS のソフトウェア構成
Xubuntu 26.04 LTS のソフトウェア構成は、以下の構成が予定されています。- GNOME 50(ドキュメントスキャナー/ディスク/その他のユーティリティとゲーム)
- MATE 1.28(アーカイブマネージャー/電卓/ドキュメントビューアー)
- Xfce 4.20(コアデスクトップとアプリケーション)
Xubuntu 26.04 LTS では、labwc や最近発表された xfwl を使用した Wayland セッションの提供はありません。
