GNOME 向けアプリとアップデートの紹介
GNOME 向けアプリとアップデートの紹介です。便宜上 GNOME アプリと表現していますが、多くの GNOME アプリは GNOME 以外の環境でも利用可能です。
ただし GNOME Shell 拡張機能は、GNOME デスクトップでのみ利用可能です。
いくつかピックアップします。
Serigy
Serigy はクリップボードにコピーされた内容を記録し、再利用可能にするクリップボードマネージャーです。ユーザーにとって必要なものだけを残す制限付きスロット機能や、よく利用する内容をピン留めしておく機能、クリップボードの監視を一時停止する機能、Serigy を呼び出すグローバルショートカットキー機能など、必要な機能が揃っています。
アクティビティーオーバービューから検索可能に
アクティビティーオーバービューからスロットを検索できるようになりました。Super キーを押しアクティビティーオーバービューで検索にテキストを入力すると、Serigy に保存したテキストや画像、ファイルが検索結果として表示されます。
この検索結果からクリップボードにコンテンツをコピーできます。
クリップボードの監視オプション
クリップボード監視の有効・無効を切り替える監視オプションが追加されました。コピーしたファイルを参照として保存
ファイルのコピー元を参照として保存し、貼り付け時にファイル自身を貼り付けられるようになりました。機密情報の保護
クリップボードの内容を機密情報として指定でき、機密情報として指定された内容は、スロットに保存されません。スロット数の拡大
最大24スロットまで利用できるようになりました。ウィンドウを自動的に閉じるオプション
コピーした直後に Serigy のウィンドウを自動的に閉じるオプションが追加されました。Vinyl
Vinyl はシンプルで使いやすい音楽プレーヤーです。リストビュー形式での歌詞表示(.lrc)やプレイリスト機能、MPRIS に対応しています。
新しい選択モード
メインリストからトラックを削除する選択モードが追加されました。設定ダイアログ
各種機能を設定する設定ダイアログが追加されました。プレイリストの自動復元
アプリ起動時に前回使用していたプレイリストが自動的に復元されるようになりました。プレーヤーの最適化
プレーヤーの最適化により、メモリーの使用量が約3分の1にまで大幅に削減されました。Ratic
Ratic は音楽プレーヤーです。多くの音楽ファイル形式に対応しており、アルバムやアーティストごとの並び替え機能やグルーピング機能、全文検索機能に対応しています。
またライトモード及びダークモード対応し、動的にぼかし効果が変化する背景表示機能や
複数の再生モードに対応した音楽キュー機能を提供しており、MPRIS にも対応しています。
プレイリスト機能の初期サポート
プレイリスト機能が初期サポートされました。曲のグルーピング機能
アーティストビューでアルバムごとに曲をグルーピングする機能が追加されました。エクスポート機能
アルバムカバーやタグをエクスポートできるようになりました。RustConn
RustConn は SSH や RDP、VNC、SPICE、Telnet、Zero Trust といった様々なネットワーク接続に対応したアプリです。非常に多くのネットワーク接続に対応しています。
セッションウィンドウの分離
セッションウィンドウを分離できるようになりました。分割ビューの改善
分割ビューでは分割の解除やパネルでローカルシェルを開けるようになりました。クラスターのグルーピング
クラスターをグルーピングできるようになりました。ツールバーの自動非表示
RDP / VNC / Web のツールバーで、自動非表示が可能なツールバーが追加されました。GTK レンダラーの選択オプション
GTK レンダラーの選択オプションが追加されました。オプションは以下から選択可能です。
- 自動
- GPU
- Cairo
セッションのログ記録に対応
セッションのログ記録に対応しました。このログはローテーションや機密情報のマスキングに対応しています。
自動ログインのサポート
Telnet と Serial で自動ログインがサポートされました。セッションを復元
アプリ起動時に前回のセッションを復元できるようになりました。ターミナル履歴の保持
再接続時にターミナルの履歴を保持できるようになりました。SLSA による署名
SLSAによる署名付きビルドにより、ビルドを検証できるようになりました。ChromaLeon
ChromaLeon は現在の壁紙基づいて色を抽出し、その色をアクセントカラーとして動的に GNOME Shell や LibAdwaita テーマに反映する GNOME Shell 拡張機能です。カスタマイズ機能の拡大
Tinted スタイルでは、アクセントカラーの色合い(Tint)の強さを調整できるようになりました。好みに合わせインターフェースの色味を細かく調整できます。
Hot Reload の改善
今まで壁紙の色が変わった時に実行される Hot Reload の処理が固定されていました。この処理は効率的な一方で、状況によってはボトルネックになることがありました。
そのためより安全性の高い方式がデフォルトに採用されました。
また Hot Reload を無効にしたり、従来の方式(Legacy方式)に戻すことも可能です。
他の GNOME Shell 拡張機能との互換性改善
Blur my Shell や PaperWM など他の GNOME Shell 拡張機能との互換性が改善されました。パネルの Tint(色付け)を任意で無効にできるようになり、これらの拡張機能との競合を防げるようになりました。








