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Ubuntu Git その209 - マージコミットを行う時に、コミットメッセージを入力するテキストエディターを起動する(git merge)

マージコミットを行う時に、コミットメッセージを入力するテキストエディターを起動する

  「マージコミット」を行う時に、「コミットメッセージ」を入力するテキストエディターを起動します。

  デフォルトの動作

    デフォルトでは、コマンドのオプションで「コミットメッセージ」を指定しなかった場合、「コミットメッセージ」を入力するテキストエディターを起動します。

    同様に、コマンドのオプションで「コミットメッセージ」を指定した場合、「コミットメッセージ」を入力するテキストエディターは起動しません。

  常にテキストエディターを起動する

    このオプションを指定すると、コマンドのオプションで「コミットメッセージ」を指定していても、「コミットメッセージ」を入力するテキストエディターを起動します。

    この時、デフォルトの「コミットメッセージ」は、コマンドのオプションで指定した「コミットメッセージ」になります。

  1.ブランチの確認

    現在のブランチ構成を確認すると、以下のようになっています。
    現在のブランチは、「master」ブランチであることが分かります。
    同様に、「HEAD」は「master」ブランチを指していることが分かります。

    ここでは例として、「master」ブランチに「fix」ブランチをマージします。


  2.ブランチの状態

    ブランチの状態を図にすると、以下のようになります。


    見ての通り、この状態で「master」ブランチに「fix」ブランチをマージすると、「3ウェイマージ」によるマージになることが分かります。

  3.コマンドの実行

    コマンドのオプションは、以下のオプションを指定します。

ショートオプション ロングオプション
-e --edit

    「端末」から、以下のコマンドを実行します。
    コマンドの詳細は、「ファイルのマージを行うコマンドの説明」を参考にしてください。

    ポイントは、赤字の箇所です。

git merge --edit --verbose fix


  4.コミットメッセージの入力

    「3ウェイマージ」によるマージが行われ、かつ、「マージコンフリクト」が発生しなかったため、「マージコミット」が行われます。

    通常のコミットと同様に「コミットメッセージ」を入力します。


    「コミットメッセージ」を入力したら、ファイルを上書き保存してテキストエディターを終了します。

  5.コマンドの実行結果

    「3ウェイマージ」によるマージの結果が表示されます。


  6.マージ後のブランチの確認

    マージ後のブランチを確認すると、以下のようになっています。


    「master」ブランチのブランチヘッドが指す「コミットオブジェクト」の識別子と、「fix」ブランチのブランチヘッドが指す「コミットオブジェクト」の識別子が、異なる識別子になっていることが分かります。

    「master」ブランチのブランチヘッドが指す「コミットオブジェクト」の識別子は、「マージコミット」で生成した「コミットオブジェクト」を指しています。

  7.マージ後のブランチの状態

    マージ後のブランチの状態を図にすると、以下のようになります。


コミットメッセージを指定した場合

  コマンドのオプションで「コミットメッセージ」を指定した場合でも、テキストエディターが起動するようになります。

  この時、デフォルトの「コミットメッセージ」は、コマンドのオプションで指定した「コミットメッセージ」になります。

  ここでは例として、コマンドのオプションで「コミットメッセージ」を指定してみます。
  ブランチの構成や状態は、上記と同じです。

  1.コマンドの実行

    以下のように、コマンドのオプションで「コミットメッセージ」を指定してマージを行ってみます。

git merge --edit -m 'Merge with fix branch !!'  --verbose fix


  2.コミットメッセージの入力

    以下のようにテキストエディターが起動し、「コミットメッセージ」の入力が促されます。

    コマンドのオプションで指定した「コミットメッセージ」が、デフォルトの「コミットメッセージ」になっています。


  3.コマンドの実行結果

    「3ウェイマージ」によるマージの結果が表示されます。



Git
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