UIテーマ その4 - カーソルテーマについて

カーソルテーマ

  カーソルテーマはマウスカーソルを定義したテーマです。

  カーソルテーマの変更について

    Ubuntuではカーソルテーマの変更はサポートしていないため、Ubuntu Tweakを利用する必要があります。

カーソルテーマの保存先（インストール先）

  カーソルテーマは全ユーザー共通のフォルダーか、ユーザー固有のフォルダーにインストールします。
  自分しか利用しない、もしくはシステムのファイルを弄りたくない場合は、ユーザー固有のフォルダーにカーソルテーマをおくと良いでしょう。 

  全ユーザー共通のフォルダー

    全ユーザー共通のカーソルテーマは「/usr/share/icons」フォルダー以下に置きます。


    全ユーザー共通のフォルダーにカーソルテーマを置く場合は、フォルダーやファイルのアクセス権に注意してください。

    少なくとも全ユーザーから読み込みできるようにアクセス権を設定してください。

    フォルダーのアクセス権

    ファイルのアクセス権

  ユーザー固有のフォルダー

    ユーザー固有のカーソルテーマは「~/.icons」フォルダー以下に置きます。


    「XDG Base Directory Specification対応について」も参考にしてください。

カーソルテーマのフォルダー構造

  カーソルテーマのフォルダーには、テーマ情報が記述された「index.theme」ファイルと「cursor.theme」ファイルがあります。


  「cursors」フォルダー内に各種カーソルが入っています。


  各カーソルのフォーマットは、「X11 カーソル」です。
  Ubuntu 12.10でインストールできる「GIMP 2.8.2」で読み込みや編集が可能です。