kledgeb UbuntuやLinuxの最新情報を紹介

UIテーマ その5 - ウィンドウテーマについて

ウィンドウテーマ

  ウィンドウテーマはアプリのウィンドウの枠を定義したテーマです。


  ウィンドウデコレーター

    UbuntuはウィンドウマネージャーにCompizを採用しています。
    Compizではウィンドウデコレーターがウィンドウの枠を描画しています。

    ウィンドウデコレーターにはいくつか種類があり、Ubuntuでは「GTK Window Decorator」を利用しています。
    「GTK Window Decorator」はMetacityのテーマを使用するので、UbuntuのウィンドウテーマはMetacityのテーマということになります。

  Emerald Window Decorator

    「GTK Window Decorator」の代わりに「Emerald Window Decorator」を利用すると、Windows 7のようなガラス効果を持たせることも可能です。


    ただし標準でサポートされておらず、クラッシュなどのトラブルの原因になる可能性があります。

  ウィンドウテーマの変更について

    Ubuntuではシステム設定でテーマの変更が可能です。
    ただし、予め決められたテーマしか利用することができません。

    またシステム設定でテーマの変更を行うと、ウィンドウテーマだけでなく他のテーマもまとめて変更されます。    
    ちなみにユニバーサルアクセスのコントラストの設定もテーマを変更することで機能を実現しています。
    従って新たにインストールしたウィンドウテーマを使用するには、Ubuntu Tweakを利用する必要があります。
    この点はGTK+テーマの変更と同等です。

ウィンドウテーマの保存先(インストール先)

  ウィンドウテーマは全ユーザー共通のフォルダーか、ユーザー固有のフォルダーにインストールします。
  自分しか利用しない、もしくはシステムのファイルを弄りたくない場合は、ユーザー固有のフォルダーにウィンドウテーマをおくと良いでしょう。 

  全ユーザー共通のフォルダー

    全ユーザー共通のウィンドウテーマは「/usr/share/themes」フォルダー以下に置きます。


    全ユーザー共通のフォルダーにアイコンテーマを置く場合は、フォルダーやファイルのアクセス権に注意してください。

    少なくとも全ユーザーから読み込みできるようにアクセス権を設定してください。

    フォルダーのアクセス権


    ファイルのアクセス権


  ユーザー固有のフォルダー

    ユーザー固有のウィンドウテーマは「~/.themes」フォルダー以下に置きます。


    「XDG Base Directory Specification対応について」も参考にしてください。

ウィンドウテーマのフォルダー構造

  ウィンドウテーマはGTK+テーマと一緒に入っていることが多いですが、個別に存在しても問題ありません。

  ウィンドウテーマは「metacity-1」フォルダーに入っています。


    フォルダーの中身を見ると、以下のようにテーマ情報が書かれた「metacity-theme-1.xml」と各種画像が入っています。


    各画像はウィンドウの枠に使用する画像です。
    最小化や最大化のボタン等に使用する画像ファイルが入っています。

    「metacity-theme-1.xml」はXML形式で書かれています。


UIテーマ , ウィンドウテーマ
スポンサー
コメント
コメントポリシー
コメントをする前に UbuntuのCode of Conduct(CoC/行動規範) を確認し、CoCに沿ったコメントをお願いします。
コメントの使い方は、コメントの使い方を参照してください。
同一カテゴリーの記事
SNS
人気の記事
  • Ubuntu 26.04 その68 - Ubuntu 26.04.1 LTS がリリースされました・ディスクイメージのダウンロード
    Ubuntu 26.04.1 LTS リリース 2026年8月27日、Ubuntu 26.04.1 LTS がリリースされました。
  • Ubuntu 26.10 その24 - Ubuntu 26.10 の公式壁紙と壁紙コンペの結果発表
    Ubuntu 26.10 の公式壁紙と壁紙コンペの結果発表 Ubuntu 26.10 の公式壁紙と壁紙コンペの結果が発表されました。
  • Ubuntu 24.04 その104 - Ubuntu 26.04 LTS へアップグレードするには・アップグレードの注意事項
    Ubuntu 26.04 LTS へアップグレードするには 現在 Ubuntu 24.04 LTS を利用しているユーザーは、Ubuntu 26.04 LTS へアップグレードできます。
  • Ubuntu 24.04 その103 - Ubuntu 26.04 LTS へアップグレード可能に・2年分の変化が一気にやってくる
    Ubuntu 26.04 LTS へアップグレード可能に 2026年9月29日、Ubuntu 24.04 LTS から Ubuntu 26.04 LTS へアップグレード可能になりました。
  • Linux その437 - KDE Plasma で実装予定の新機能や改善・オーバービュー効果の改善や Kup の通知機能の改善など
    KDE Plasma で実装予定の新機能や改善 KDE Plasma で実装予定の新機能や改善を紹介します。
  • Ubuntu 26.04 その74 - Chromium 系ブラウザーにより、Qt6 で構築されたアプリがクラッシュする現象
    Qt6 で構築されたアプリがクラッシュする現象 Chromium 系ブラウザーにより、Qt6 で構築されたアプリがクラッシュする現象が報告されています。
  • Ubuntu 26.10 その23 - x86-64-v3 に対応したデイリービルドのディスクイメージが利用可能に
    x86-64-v3 に対応したデイリービルドのディスクイメージが利用可能に x86-64-v3 に対応した Ubuntu Desktop 26.10 のデイリービルドのディスクイメージが利用可能になりました。
  • Ubuntu 26.04 その42 - Ubuntu 26.04.1 LTS のリリーススケジュール
    Ubuntu 26.04.1 LTSのリリーススケジュール Ubuntu 26.04.1 LTS のリリーススケジュールを紹介します。
  • Linux その429 - GNOME 向けアプリとアップデートの紹介・ RSS リーダーのインポート機能や映画マトリックスのデスクトップ効果など
    GNOME 向けアプリとアップデートの紹介 GNOME 向けアプリとアップデートの紹介です。
  • Ubuntu 26.10 その26 - rust-coreutils へ完全移行・cp/mv/rm コマンドもRust版に移行
    rust-coreutils へ完全移行 Ubuntu 26.10 で rust-coreutils(uutils coreutils)へ完全移行します。
記事のピックアップ
オプション