Linux Kernelのライブパッチリリース
2019年9月6日、「Linux Kernel」の脆弱性に対応したライブパッチがリリースされました。ライブパッチサービス
「Canonical」が提供しているライブパッチサービスについては、以下を参考にしてください。- ライブパッチとデスクトップの統合強化・ライブパッチをもっと使いやすく
- Canonical、Linux Kernelのライブパッチサービス提供開始・3台のPCまで無料でサービスを利用できる
- Canonical Livepatch Serviceを無料で利用するには
- ログイン時の初期セットアップ・ライブパッチサービスの設定とインストール情報の送信可否
- Linux Kernelのライブパッチが簡単に利用可能に
対象OS
本ライブパッチが適用できるOSは、以下の通りです。OS | ベースカーネル | アーキテクチャー | フレーバー |
---|---|---|---|
Ubuntu 18.04 LTS | 4.15.0 | amd64 | generic |
Ubuntu 18.04 LTS | 4.15.0 | amd64 | lowlatency |
Ubuntu 16.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | generic |
Ubuntu 16.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | lowlatency |
Ubuntu 16.04 LTS | 4.15.0 | amd64 | generic |
Ubuntu 16.04 LTS | 4.15.0 | amd64 | lowlatency |
注意
古いバージョンの「Linux Kernel」は、ライブパッチの対象外となります。ライブパッチの対象となる「Linux Kernel」の詳細なバージョンは、以下のリンク先を参照してください。
リリース情報と対応しているCVE
今回リリースされたライブパッチの詳細は、以下を参照してください。本ライブパッチは、以下のCVEに対応しています。
- CVE-2018-20856
- CVE-2019-10207
- CVE-2019-11478
- CVE-2019-13233
- CVE-2019-14283
- CVE-2019-14284