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Ubuntu 18.04 その364 - Linux Kernelのライブパッチリリース（LSN-0058-1）

Linux Kernelのライブパッチリリース

2019年10月22日、「Linux Kernel」の脆弱性に対応したライブパッチがリリースされました。


ライブパッチサービス

「Canonical」が提供しているライブパッチサービスについては、以下を参考にしてください。

  • ライブパッチとデスクトップの統合強化・ライブパッチをもっと使いやすく
  • Canonical、Linux Kernelのライブパッチサービス提供開始・3台のPCまで無料でサービスを利用できる
  • Canonical Livepatch Serviceを無料で利用するには
  • ログイン時の初期セットアップ・ライブパッチサービスの設定とインストール情報の送信可否 
  • Linux Kernelのライブパッチが簡単に利用可能に 

リリース情報と対応しているCVE

今回リリースされたライブパッチの詳細は、以下を参照してください。

  • [LSN-0058-1] Linux kernel vulnerability

対象OS

本ライブパッチに対応したOSは、以下の通りです。

OS ベースカーネル アーキテクチャー フレーバー
Ubuntu 18.04 LTS 4.15.0 amd64 generic
Ubuntu 18.04 LTS 4.15.0 amd64 lowlatency
Ubuntu 18.04 LTS 4.15.0 amd64 oem
Ubuntu 18.04 LTS 5.0.0 amd64 azure
Ubuntu 14.04 LTS 4.4.0 amd64 generic
Ubuntu 14.04 LTS 4.4.0 amd64 lowlatency
Ubuntu 16.04 LTS 4.4.0 amd64 aws
Ubuntu 16.04 LTS 4.4.0 amd64 generic
Ubuntu 16.04 LTS 4.4.0 amd64 lowlatency
Ubuntu 16.04 LTS 4.15.0 amd64 azure
Ubuntu 16.04 LTS 4.15.0 amd64 generic
Ubuntu 16.04 LTS 4.15.0 amd64 lowlatency

注意

以下のバージョンより古い「Linux Kernel」は、ライブパッチの対象外となります。

OS バージョン フレーバー
Ubuntu 16.04 LTS 4.4.0-1083 aws
Ubuntu 18.04 LTS 5.0.0-1000 azure
Ubuntu 16.04 LTS 4.15.0-1047 azure
Ubuntu 18.04 LTS 4.15.0-50 generic lowlatency
Ubuntu 16.04 LTS 4.15.0-50 generic lowlatency
Ubuntu 14.04 LTS 4.4.0-148 generic lowlatency
Ubuntu 18.04 LTS 4.15.0-1038 oem
Ubuntu 16.04 LTS 4.4.0-148 generic lowlatency

もし古いバージョンの「Linux Kernel」を利用している場合、即座に「Linux Kernel」自身のアップデートと再起動を行ってください。
またライブパッチの対象となる「Linux Kernel」の詳細なバージョンは、上記リンク先を参照してください。

CVE

本ライブパッチは、以下のCVEに対応しています。

  1. CVE-2016-10905
  2. CVE-2018-20856
  3. CVE-2018-20961
  4. CVE-2018-20976
  5. CVE-2018-21008
  6. CVE-2019-0136
  7. CVE-2019-2054
  8. CVE-2019-2181
  9. CVE-2019-3846
  10. CVE-2019-10126
  11. CVE-2019-10207
  12. CVE-2019-11477
  13. CVE-2019-11478
  14. CVE-2019-11833
  15. CVE-2019-12614
  16. CVE-2019-14283
  17. CVE-2019-14284
  18. CVE-2019-14814
  19. CVE-2019-14815
  20. CVE-2019-14816
  21. CVE-2019-14821
  22. CVE-2019-14835

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