KDE neon の今後について
先ほど紹介したとおり、KDE から新しい Linux ディストリビューション KDE Linux が登場しました。KDE neon
KDE は今から10年前の2015年に KDE neon の開発を始め、そして2016年に KDE neon をリリースしました。KDE neon の目的は KDE 自らユーザーに最新の KDE 環境を届けることです。
KDE Linux
KDE Linux は前回紹介したとおりですが、KDE Linux も KDE が開発する Linux ディストリビューションであり、KDE neon と同様に KDE 自らユーザーに最新の KDE 環境を届けることが目的です。似たようなプロジェクト
KDE neon も KDE Linux も KDE 自ら開発するプロジェクトであり、目的も似たようなものです。もちろん OS の構造が大きく異なるとはいえ、似たようなプロジェクトであることに変わりありません。
ユーザーからすれば似たようなプロジェクトに、競合を感じるでしょう。
KDE neon の現状
KDE neon の現状はあまり思わしくありません。KDE neon の課題
10年という月日の中で長年 KDE neon の開発に携わってきた多くの開発者がプロジェクトから離脱しており、現在は熱意ある有志のボランティアが継続的にプロジェクトを維持しています。また KDE neon で最新の KDE 環境を提供するにあたり、Ubuntu LTS ベースに手を加える必要があり、パッケージングの手間もかかっています。
これらの課題は KDE Linux とは無関係であり、KDE Linux 登場以前から存在していました。
ですので KDE Linux が登場したから KDE neon の状況が悪くなったわけではありません。
KDE e.V. と相談の上方針を決定
現時点で KDE neon を中止するという方針は出ていません。ただしこれは今後の新しい方針自体がまだ何も決まっていないというだけで、継続か中止かといった判断自体は行われていません。
さて今後 KDE neon の扱いに関して KDE e.V. は関係者と連携し、継続性や移行プランについて話し合う予定です。
ちなみに KDE e.V. は KDE プロジェクトを法的及び財政面で支援する非営利団体です。
もう一度言いますが、KDE neon の扱いに関し方針自体はまだ何も決まっていません。
今後その具体的なアナウンスがなされると思います。
