Ubuntu 公式リポジトリーから AMD ROCm の提供へ
2025年12月9日、Canonical は Ubuntu 公式リポジトリーで AMD ROCm の提供をアナウンスしました。AMD ROCm
AMD ROCm は AMD GPU で GPU プログラミングを行うためのソフトウェアスタックです。AI/ML や HPC ワークロードで活用されるソフトウェアです。
名称の通り AMD が主体的に開発しているソフトウェアスタックであり、NVIDIA でいうところの NVIDIA CUDA に相当するソフトウェアスタックです。
ちなみに ROCm は MIT ライセンスで開発されています。
AMD と Canonical の協同により実現
Canonical は AMD との連携を拡大し、Ubuntu で AMD ROCm を直接パッケージ化及びメンテナンスすることになりました。これにより AI インフラの導入がより一層簡単になります。
専任のエンジニアチームが担当
LTS リリースの Ubuntu はサポート期間が5年以上あり、多くのユーザーに利用されるバージョンです。今回 Ubuntu でパッケージ化及びメンテナンスするにあたり、Canonical は専任のエンジニアチームを結成しました。
本件の取り組みにより作成された AMD ROCm パッケージは、Debian にももたらされる予定です。
また通常リリースの Ubuntu も含め Ubuntu 26.04 LTS 以降でも継続的に AMD ROCm パッケージが Ubuntu 公式リポジトリーから提供される予定です。
NVIDIA CUDA と AMD ROCm が出揃う
さて以前紹介したように NVIDIA CUDA も Ubuntu 公式リポジトリーから提供するアナウンスが出されました。今回のアナウンスにより NVIDIA CUDA と AMD ROCm が出揃い、NVIDA GPU でも AMD GPU でも簡単に AI インフラを導入できるようになります。
