KDE Plasma で実装予定の新機能や改善
KDE Plasma で実装予定の新機能や改善を紹介します。いくつかピックアップします。
KDE Plasma のリリーススケジュール
KDE Plasma 6.9 は、2027年2月23日にリリースされる予定です。KDE Plasma 6.9
KDE Plasma 6.9 の変更点です。Wayland の PiP プロトコルの有効化
Wayland PiP(ピクチャーインピクチャー)プロトコルがデフォルトで有効化されました。これによりブラウザーでピクチャーインピクチャー機能を利用できるようになります。
ウィンドウのサイズと位置の記憶と復元
スクリーンの構成が変わっても、各スクリーンごとにウィンドウのサイズと位置を記憶して復元できるようになりました。動作例
例えば2台のモニターを接続しており、それぞれのモニターで何かしらアプリのウィンドウを開いているとします。この状態で2台目のモニターを切断すると、1台のスクリーン構成に合わせウィンドウを並べ直します。
その後2台目のモニターを再接続すると、2台目のモニターの切断前の状態で、ウィンドウのサイズと位置を復元します。
またこの状態で再度2台目のモニターを切断すると、最初のモニターを利用していた時のウィンドウのサイズと位置で、ウィンドウを復元します。
機能が作用するウィンドウ
現時点でこの機能が作用するのは、実行中のセッション内で開いているウィンドウのみが対象です。ウィンドウを閉じてから再び開いた場合この機能は作用しませんが、このような状態でも作用するように作業が進められています。
ポインター及びキーボードの制御の拒否
XWayland 上で動作する X11 アプリが、ポインター及びキーボードの制御を要求してきても、常に拒否できるようになりました。また制御を拒否したアプリの一覧を確認したり、後で拒否設定を取り消すこともできます。
Firefox のダウンロード機能のサポート改善
Firefox でファイルをダウンロード中に、その進捗情報が Plasma Browser Integration を介し、Plasma の通知に表示されるようになっています。この通知からダウンロードを一時停止したり、再開できるようになりました。
Plasma Browser Integration の改善
Plasma Browser Integration が Brave に対応しました。システムモニターの改善
システムモニターのアプリケーション画面やプロセス画面で、Shift キーや Ctrl キーを押しながらアイテムを選択した時に、一時的にアイテム一覧の更新が止まるようになりました。これにより目的のアイテムを複数選択しやすくなりました。
Wi-Fi とネットワーク設定画面の改善
Wi-Fi とネットワーク設定画面では、ネットワークの削除ボタン(Delete/Remove)の表現が、Forget に変更されました。これは削除の表現が機能に対して曖昧であり、誤解を生む余地があるためです。
タスクスイッチャー
システム設定のタスクスイッチャー設定画面には、Alt + Tab によるウィンドウ切り替えのスタイルをプレビューする機能があります。このプレビュー機能がシミュレーションを使用してプレビューするのではなく、実際にそのスタイルのウィンドウ切り替え機能を利用して、プレビューを表示するようになりました。
また一部の視覚効果をプレビューできなかった不具合も修正されました。
KDE Plasma 6.8.2
KDE Plasma 6.8.2 の変更点です。アクティビティスイッチャーの改善
アクティビティスイッチャーのサイドバーに表示される壁紙のプレビューは、画面のアスペクト比が 16:9 ではない画面に対し、壁紙を引き伸ばして表示しないようになりました。壁紙は元のアスペクト比を維持して表示され、必要に応じて一部が切り取られるようになりました。
壁紙からアクセントカラーを取得する機能の改善
壁紙に単色を設定し、壁紙からアクセントカラーを取得する機能を有効にした時に、壁紙の色調からアクセントカラーを生成するのではなく、壁紙の色に一致するアクセントカラーを取得するようになりました。メディア再生キーの動作改善
MPRIS に対応したメディアプレーヤーでメディアの再生や一時停止を行うキーをを押したままにしても、一度だけ反応するように改善されました。今までは繰り返し反応してました。



