BIOSのPCにKubuntu 14.04をインストールする(パーティションの作成~ブートローダーの設定)
BIOSで起動するPCにKubuntu 14.04をインストールします。「BIOSのPCにKubuntu 14.04をインストールする(パーティションの作成 〜 ブートローダーの設定)」の続きです。
10.タイムゾーンの設定
以下の画面が表示されるので、タイムゾーンの設定を行います。既定で「Tokyo」になっているはずですので、そのまま「続ける」ボタンをクリックします。
もし海外に住んでいる場合、その地域をしたのボタンから選択し該当する地域名を設定してください。
11.キーボードレイアウトの選択
キーボードレイアウト(キー配列)の選択を行います。「レイアウト」から言語や地域等を選択し、「変種」から該当するキーボードレイアウトを選択します。
キーボードレイアウトを選択したら「続ける」ボタンをクリックします。
ここでは例として、日本語キーボードを利用しているため「日本語 - 日本語(OADG 109A)」を選択しました。
12.ユーザーアカウント
作成するユーザーアカウントの設定を行います。あなたの名前
ユーザーのフルネームを入力します。インストール後に、設定を変更することができます。
ユーザー名の入力
ユーザー名を入力します。こちらは「あなたの名前」と異なり、Kubuntuがユーザーを一意に識別するIDになります。
入力できる文字は、英数字と一部の記号のみです。
パスワードの入力
ユーザーのパスワードを入力します。ログインする時などに利用されます。
確認のため、2箇所に同じパスワードを入力する必要があります。
インストール後に、設定を変更することができます。
コンピューターの名前
PCのホスト名を入力します。PCのホスト名は、ネットワーク上で表示されるPCの名前です。
英数字及び一部記号が利用できます。
ログイン時にパスワードを要求する
ログイン画面を表示し、ユーザーの選択及びパスワードの入力を求めます。インストール後に、設定を変更することができます。
自動的にログインする
ログイン画面を表示せず、ここで作成したユーザーで自動的にログインします。パスワードの入力も省略されます。
インストール後に、設定を変更することができます。
ホームフォルダを暗号化する
ユーザーのホームフォルダを暗号化します。ユーザーアカウントの設定例
ここでは例として、以下のように設定しました。設定したら「続ける」ボタンをクリックします。
13.インストール開始
これで入力が必要な作業は終わりです。あとはインストールが完了するのを待つだけです。
スライドショーが表示されるので、初めてKubuntuに触れる人は見ておくとよいでしょう。
時間経過で別のスライドが表示されます。
14.インストール完了
インストールが無事完了すると、以下の画面が表示されます。「今すぐ再起動する」ボタンをクリックして、PCを再起動します。
再起動後、またライブメディアからKubuntuが起動しないように注意してください。
またOSの起動順序をBIOSで設定できる場合、ブートローダーを選択したHDDの優先順位を確認してください。
15.起動するOSの選択
環境によっては、以下のようにブートメニューが表示されます。もしブートメニューが表示された場合、「Ubuntu」を選択して「エンター」キーを押します。
16.ログイン
自動ログインを有効にしていない場合、以下のようにログイン画面が表示されます。16-1.ユーザーの選択
「12.ユーザーアカウント」で設定した「あなたの名前」をクリックします。16-2.パスワードの入力
ユーザーのパスワードを入力します。「12.ユーザーアカウント」で設定した「パスワードの入力」を入力します。
パスワードを入力したら、「エンター」キーを押すか、右側の矢印アイコンをクリックします。
注意
パスワードに数値を入力する時は、テンキーからの入力に注意してください。「NumLock」キーが有効になっているかどうか確認しておきましょう。
事前に「NumLock」キーをオンにしておくとよいでしょう。
17.デスクトップ画面の表示
無事何事もなければ、以下のようにデスクトップ画面が表示されます。以上でKubuntuのインストールは完了です。
お疲れ様でした。