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Ubuntu Git その212 - マージするコミットオブジェクトのコミットメッセージを、マージコミットのコミットメッセージに追加する(git merge)

マージするコミットオブジェクトのコミットメッセージを、マージコミットのコミットメッセージに追加する

  コマンドのオプションで指定した「マージするコミットオブジェクト」の「コミットメッセージ」を、「マージコミット」の「コミットメッセージ」に追加します。

  追加されるコミットメッセージ

    追加される「コミットメッセージ」は、ユーザーが指定した履歴数分の「コミットオブジェクト」の「コミットメッセージ」になります。

    また、追加される各「コミットオブジェクト」の「コミットメッセージ」は、「コミットタイトル」のみ追加されます。

    「コミットタイトル」は、コミットの概要を表すためです。

  注意

    マージされる「コミットオブジェクト」の「コミットメッセージ」は追加されません。

  1.ブランチの確認

    現在のブランチ構成を確認すると、以下のようになっています。
    現在のブランチは、「master」ブランチであることが分かります。
    同様に、「HEAD」は「master」ブランチを指していることが分かります。

    ここでは例として、「master」ブランチに「fix」ブランチをマージします。


  2.ブランチの状態

    ブランチの状態を図にすると、以下のようになります。


    見ての通り、この状態で「master」ブランチに「fix」ブランチをマージすると、「3ウェイマージ」によるマージになることが分かります。

  3.コミットオブジェクトのコミットメッセージ

     「fix」ブランチの「コミットオブジェクト」の「コミットメッセージ」は、以下のようになります。

コミットオブジェクト コミットメッセージ
Commit4 new-001
support UTF-16 encoding
Commit5 new-002
add quick save feature
Commit6 bugFix-001
fix crash on startup
Commit7 bugFix-002
fix wrong encoding detection
Commit8 bugFix-003
fix memory leak

  4.コマンドの実行

    コマンドのオプションは、以下のオプションを指定します。

オプション オプションの値
--log なし(=20が指定されたものとして扱う)
--log= コミットメッセージを追加するコミットオブジェクトの履歴数を指定する

    「端末」から、以下のコマンドを実行します。
    コマンドの詳細は、「ファイルのマージを行うコマンドの説明」を参考にしてください。

    ポイントは、赤字の箇所です。

git merge --log=3 --verbose fix


  5.コミットメッセージの入力

    「3ウェイマージ」によるマージが行われ、かつ、「マージコンフリクト」が発生しなかったため、「マージコミット」が行われます。

    通常のコミットと同様に「コミットメッセージ」を入力します。


    見ての通り、「fix」ブランチの「ブランチヘッド」が指す「コミットオブジェクト」から、3つ分の「コミットオブジェクト」の「コミットメッセージ」が追加されています。

    オプションで指定した3を超える「コミットオブジェクト」が存在する場合、それらの「コミットメッセージ」は、「・・・」で省略されます。

    「コミットメッセージ」を入力したら、ファイルを上書き保存してテキストエディターを終了します。

  6.コマンドの実行結果

    「3ウェイマージ」によるマージの結果が表示されます。


  7.マージ後のブランチの確認

    マージ後のブランチを確認すると、以下のようになっています。


    「master」ブランチの「ブランチヘッド」が指す「コミットオブジェクト」の識別子は、「マージコミット」で生成した「コミットオブジェクト」を指しています。

  8.マージ後のブランチの状態

    マージ後のブランチの状態を図にすると、以下のようになります。


  9.コミットメッセージの確認

    「マージコミット」の「コミットメッセージ」を確認します。
    以下のように、「fix」ブランチの「コミットオブジェクト」の「コミットメッセージ」が、「コミットメッセージ」に追加されています。



Git
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