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WSL その31 - Windows 10でUbuntuのデスクトップ環境であるUnityが動作・Xubuntuのデスクトップ環境であるXfce4も動いた

Windows 10でUbuntuのUnityが動作

「Unity」は「Ubuntu」で採用されているデスクトップ環境です。
その「Unity」が「Windows 10」上で動作したとのことです。


  • Run any Desktop Environment in WSL #637

「Ubuntu」のデスクトップ環境である「Unity」が動作していますね。

実用の域に達していない

なんとか「Unity」を動作させることに成功したという状況であり、まだ実用の域には達していないとのことです。

「Ubuntu」のGUIの表示に必要なXウィンドウシステムは、Windows向けXウィンドウシステムである「VcXsrv」を利用しています。
「WSL」のdbusの実装が不十分ということと、時々「VcXsrv」がクラッシュしてしまい、現状「WSL」で「Unity」を利用するには現実的ではないとのことです。

また「Unity」セッションからログアウトできず、終了する唯一の方法は「Compiz」を終了させることだそうです。

起動できるアプリは限られる

起動できるアプリは、Unityランチャーやパネルからアクセスできるアプリのみで、「端末」を起動する方法がないとのことです。
UnityランチャーのUbuntuボタンをクリックしても、Dashが表示できないようです。

「端末」を起動するには、もうひとつ「bash.exe」を起動し、ディスプレイの環境変数の設定(DISPLAY)を行ってから、「gnome-terminal」を実行すれば「端末」が起動できます。

Xfce4も動いた

「Xubuntu」のデスクトップ環境である「Xfce4」も動作したとのことです。


Unityを動作させるまでの手順

「Unity」を動作させるまでの手順が紹介されています。

1.VcXsrvの設定

「VcXsrv」インストール後、「VcXsrv」のディスプレイ設定を以下のように設定します。


上記以外の設定はデフォルトのままです。

2.Ubuntuデスクトップのインストール

「bash」で以下のコマンドを実行し、Ubuntuデスクトップをインストールします。

sudo apt-get install ubuntu-desktop unity compizconfig-settings-manager


3.Compiz configuration settings managerの起動

以下のコマンドを一行ずつ実行し、「Compiz configuration settings manager」を起動します。

export DISPLAY=localhost:0
ccsm

4.Compizの設定

以下のように、必要なプラグインにチェックを入れます。



アイコンが読み込まれていないため、マウスカーソルが表示されません。
キーボードで操作すると良いでしょう。

設定が完了したら、「Compiz configuration settings manager」を終了します。

5.Compizの起動

以下のコマンドを実行し、「Compiz」を起動します。

compiz


6.Unityの起動

「Compiz」がロードされてから数秒後に、「Unity」が起動します。


「Unity」を終了するには、ウィンドウを閉じるか、「Compiz」を終了させる必要があります。

Xfce4を動作させるには

「Xfce4」を動作させるには、「xfce4-session」を実行します。

D-Busに関する問題は

「D-Bus」に関する問題の回避方法は、以下を参考にしてください。

  • [Bash on Windows] Getting dbus and X server working

今後に期待?

「WSL」はXウィンドウシステムを実装しておらず「WSL」とは別にXウィンドウシステムを提供するソフトウェアを利用して、「Unity」を動作させています。

しかし「Ubuntu」は今後「Unity 8」へ移行し、ディスプレイサーバーが「Xサーバー」から「Mir」へと代わります。
そのためWindows向けの「Mir」の実装が存在しない限り、「Unity 8」の動作は困難かと思われます。

フレーバーがどうなるかは分かりませんが、少なくとも「Kubuntu」は「Xサーバー」から「Wayland」へ移行します。

とりあえず先の話は置いておくとして、「Windows」上で「Unity」を動作させるとは、驚きですね!


WSL
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