パネルの設定
ディレクトリーパネルの設定を行います。「Options」メニューから「Panel options」を選択します。
以下の画面が表示されます。
「カーソル」キーで項目を移動し、「スペース」キーで選択肢を選択します。
「エンター」キーで決定です。
また、「Alt + 青文字」がショートカットキーになっています。
Main options
ディレクトリーパネルの設定です。Show mini-status
ディレクトリーパネルの下部に選択されたファイルの情報を表示するミニステータスを表示します。
Use SI size units
SIサイズは1KB=1000Byteで計算します。SI単位で表示したい場合は、この設定をオンにします。
この設定をオンにした場合、KBやMBといった単位は小文字で表示されます。
オフの場合は、KBやMBといった単位は大文字で表示され、1KB=1024Byteで計算します。
Use SI size units：オン
Use SI size units：オフ
Mix all files
この設定をオンにすると、ファイルの一覧を表示・ソートする時に、ディレクトリーとファイルの区別を行いません。
オフの場合はディレクトリーとファイルの区別を行い、ディレクトリーから先に表示します。
Mix all files：オン
Mix all files：オフ
Show backup files
バックアップファイルを表示します。バックアップファイルはファイル名の最後に「~」（チルダ）がつきます。
Show hidden files
隠しファイルを表示します。隠しファイルはファイル名の頭に「.」（ドット）がつきます。
Fast directory reload
ファイル一覧の更新タイミングを限ることで、ファイルの再列挙の機会を抑制します。ファイル数が多すぎてファイル操作時に時間がかかる場合は、
この設定をオンにするとよいでしょう。
この設定をオンにすると、ファイルの作成と削除された時にファイル一覧を更新します。
オフの場合は、ファイルが変更された時にファイル一覧を更新します。
通常はオフで利用するとよいでしょう。
また、手動でファイル一覧を更新することもできます。
「Ctrl + r」キーを押すか、パネルメニューから「Rescan」を選択します。
Mark moves down
この設定をオンにすると、ファイルにタグ（Insertキー）をつけた際に次のファイルを選択します。オフの場合は、ファイルの選択はそのままです。
Reverse files only
この設定をオンにすると、ファイルのタグを反転する際にファイルのみを対象とします。オフの場合は、ディレクトリーも対象とします。
以下の状態でタグを反転します。
タグ付きのファイルには「*」が表示されています。
Reverse files only：オン
Reverse files only：オフ
ディレクトリーも対象になっています。
Simple swap
左右のパネルを入れ替える際の挙動の設定です。この設定をオンにすると、そのまま左右のパネルを入れ替えます。
この設定をオフにすると、ディレクトリーパネルの設定を保持したまま入れ替えます。
Listing modeやSort orderの設定は維持されます。
Auto save panels setup
Midnight Commanderを終了する時にパネルの設定を「~/.config/mc/panels.ini」に保存します。
Navigation
操作関係の設定です。Lynx-like motion
この設定をオンにすると、シェルコマンドラインに何も文字が入力されていない時に、「左右カーソル」キーでディレクトリーの移動が可能になります。
「左カーソル」キーで親ディレクトリーに移動し、
「右カーソル」キーで選択されたサブディレクトリーに移動します。
Page scrolling
ファイル一覧でスクロールする際、ページ単位（画面の半分）でスクロールします。例えばファイル一覧の上端・下端の次のファイルを
「上下カーソル」キーで移動する場合などが該当します。
この設定をオフにすると、1行づつスクロールします。
Mouse page scrolling
マウスでファイル一覧をスクロールする際に、 ページ単位（画面の半分）でスクロールします。この設定をオフにすると、1行づつスクロールします。
File highlight
ファイルの種類やパーミッションによる色分けに関する設定です。ファイルの一覧で表示されるファイルの文字色は、
ここの設定や「/etc/mc/filehighlight.ini」に従い色分けが行われます。
