Ubuntu Boot Repair その6 - BootInfoサマリの内容（StdErr Messages・log of boot-repair・os-prober・blkid）について

8.StdErr Messages

  「StdErr Messages」には、「Boot Repair」実行時に発生した警告やエラーの一覧が出力されます。



  BootInfoサマリの内容に出力されない情報がある時に、調べてみると良いでしょう。

9.log of boot-repair

  「log of boot-repair」には、「Boot Repair」の情報が出力されます。

  boot-repair version

    「boot-repair」パッケージのバージョンです。
    「Boot Repair」本体です。

  boot-sav version

    「boot-sav」パッケージのバージョンです。
    BootInfoサマリの作成など、「Boot Repair」のバックグラウンドで動作するスクリプトが含まれているパッケージです。

  glade2script version

    「Boot Repair」のUIを表示するパッケージです。

  boot-sav-extra version

    「Boot Repair」の機能を拡張するスクリプトが含まれているパッケージです。
    「boot-sav」パッケージ同様、「Boot Repair」のバックグラウンドで動作するスクリプトが含まれています。

  boot-repair is executed in installed-session

    「Boot Repair」をインストールしたUbuntuから起動した場合、このように出力されます。
    もしライブメディアから起動したUbuntuから「Boot Repair」を起動した場合、「boot-repair is executed in live-session」と出力されます。

    またUbuntuのバージョンも出力されます。

  CPU op-mode(s)

    CPUがサポートするbit数を出力します。

  BOOT_IMAGE

    起動イメージファイルのパスやオプションです。

10.os-prober

  各パーティションで検出されたOSの一覧が出力されます。
  OSが検出されなかったパーティションはこの一覧に表示されません。

11.blkid

  「blkid」コマンドを実行した結果が出力されます。
  全HDDの全パーティションの情報です。

  デバイスファイル

    パーティションのデバイスファイルです。

  UUID

    パーティションを識別するUUIDです。

  LABEL

    ファイルシステムのラベルです。

  TYPE

    ファイルシステムです。