Clear Linux OS の開発終了
2025年7月19日、Clear Linux* プロジェクトは Clear Linux OS の開発終了をアナウンスしました。Clear Linux
Clear Linux* プロジェクトは Intel が主導するプロジェクトであり、Clear Linux OS はその成果物となります。Clear Linux OS は Linux ディストリビューションの一種であり、デスクトップ環境に GNOME を採用しています。
x86_64 向けに最適化
Clear Linux OS は Intel の主導ということもあり、x86_64 向けに最適化された Linux ディストリビューションです。この最適化により x86_64 環境で優れたパフォーマンスを発揮していました。
またこの最適化は AMD CPU でも効果的に作用していました。
開発終了
約10年続いた Clear Linux OS の開発ですが、2025年7月18日を以って開発が終了することになりました。これ以降 Intel から Clear Linux OS のセキュリティーパッチやアップデート、そしてメンテナンスは提供されなくなりました。
また Clear Linux OS 関連のリポジトリーは、すべてパブリックアーカイブに変更されています。
レイオフの影響か
Intel では今年に入ってからも事業の見直しやレイオフ(リストラ)が行われており、約25年間 Linux kernel に貢献してきたエンジニアの退職や、約14年間 Linux kernel に貢献してきたエンジニアが退職するなど、著名なエンジニアの退職が続いています。これら事業の見直しやレイオフ、あるいは異動が Clear Linux OS の開発終了に繋がっているものと思われます。
メンテナー不在の Linux ドライバー
Intel エンジニアの退職により影響を受けるのは、Clear Linux OS だけではありません。Intel プラットフォームで搭載されている機能を利用するための Linux 向けの一部のドライバーで、メンテナーが不在になっています。
今後どうなっていくのかは分かりませんが、事業再編が落ち着くまでは不安要素が多くなりそうです。
