GIMP 3.2 RC1 のリリース
2025年11月17日、GIMP 3.2 RC1 がリリースされました。GIMP 3.2
GIMP は多機能かつ高度な画像編集機能を提供する画像編集アプリです。GIMP 3.2 は次期バージョンの GIMP になります。
現在 GIMP 3.2 安定版のリリースに向け、開発作業が続けられています。
GIMP 3.2 RC1
GIMP 3.2 RC1 は安定版の手前にリリースされるリリース候補版であり、いわゆるテスト版に相当します。いくつか注目機能を紹介します。
リンクレイヤーとベクターレイヤーの改善
新しいリンクレイヤーとベクターレイヤーに多数の不具合修正と機能の改善が行われました。この改善の中には UI の改善も含まれており、「ラスタライズ」と「ラスタライズを元に戻す」の操作性が改善され、異なる状態間の切り替えも簡単になりました。これらの改善はベクターレイヤーの一種であるテキストレイヤーにも取り込まれています。
テキストエディターの改善
オンキャンバスエディターをドラッグ&ドロップで移動できるようになりました。これによりツールオプションで表示したまま、クローズアップテキストの作業中にエディタを邪魔にならない場所に移動できます。
またエディターのリセットボタンをクリックして、エディターの位置を元の位置に戻すこともできます。
他にも非常に大きなサイズのテキストレンダリングのサポートや、オンキャンバスエディターで Shift + Ctrl + V キーを押して書式設定されていないテキストを貼り付けられるようになりました。
ツールの切り替え機能
現在利用しているツールと以前使用していたツールを切り替える機能が追加されました。デフォルトでは Shift + X キーでブラシと消しゴムを切り替えられるようになっています。
このキー設定はキーボードショートカットの設定画面で変更可能です。
画像フォーマットのサポート改善
以下の画像フォーマットのサポートが改善されています。- SVG(ベクター形式)
- PDF(ベクター形式)
- PVR(PowerVR テクスチャーファイル)
- hgt.zip のような圧縮アーカイブ
パススルーによる調整レイヤー機能
空のレイヤーグループをパススルーにし、そのレイヤーグループにフィルターを適用すれば、いわゆる調整レイヤー相当の機能を実現できます。またレイヤーグループにマスクを追加すれば、特定の領域だけカバーするように調整可能です。
その他多数の改善
他にも UI/UX の改善や、多数の不具合の修正が行われています。GIMP 3.2 RC1 を試すには
Snap Store で提供されている GIMP の preview/stable チャンネルで、GIMP 3.2 RC1 がリリースされています。Ubuntu ならもっと簡単にインストール可能
Ubuntu はデフォルトで Snap に対応しているため、Ubuntu ならアプリセンターから簡単に GIMP 3.2 RC1 をインストール可能です。簡単にインストールとアンインストールが可能なので、興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。



