COSMIC Epoch 1.0.1/1.0.2 の変更点
2026年1月16日、以下で COSMIC Epoch 1.0.1/1.0.2 の変更点が紹介されています。COSMIC Epoch 1 のポイントリリース
COSMIC Epoch 1.0.1/1.0.2 は、COSMIC Epoch 1 のポイントリリースになります。ポイントリリースでは既存機能の改良や不具合の修正が主体です。
前回紹介したように Pop!_OS 24.04 LTS では、新しく作り直された COSMIC デスクトップ環境が搭載されています。
Pop!_OS 24.04 LTS のリリース情報は、以下を参照してください。
この新しく作り直された COSMIC デスクトップ環境が、COSMIC Epoch 1 です。
Epoch とは
COSMIC デスクトップ環境はローリングリリースであり、Epoch とは開発期間のことを指します。各 Epoch には約6ヶ月から8ヶ月間の開発期間が設定されており、Epoch 1 の次は Epoch 2 になります。
メジャーバージョンの区切りみたいな扱いだと思えば分かりやすいでしょう。
Pop!_OS 24.04 LTS を利用しているユーザーは
Pop!_OS 24.04 LTS を利用しているユーザーは、これらのポイントリリースがローリングリリースで提供されます。つまり普段どおりにアップデートしていれば、これらのアップデートが適用されます。
COSMIC Epoch 1.0.1 の変更点
COSMIC Epoch 1.0.1 の主な変更点を紹介します。2025年12月30日にリリースされました。
COSMIC Comp
COSMIC Comp は Wayland コンポジターです。X11 クライアントがウィンドウをアクティブにできる機能が実装されました。
またシステムトレイインジケーターは、異なるワークスペース上にあるアプリにフォーカスを設定できるようになりました。
COSMIC Initial Setup
COSMIC Initial Setup は初回ログイン時に起動する初期セットアップアプリです。初期セットアップ時にマルチモニター環境がサポートされました。
COSMIC Settings
COSMIC Settings はデスクトップやシステムの設定を変更する設定アプリです。キーボードショートカットの設定画面に、アクセシビリティーを設定するサブ画面が追加されました。
またオーディオのルーティングに関する処理が改善され、タップでクリックがデフォルトで有効になりました。
COSMIC Store
COSMIC Store はアプリストアです。Flatpak アプリインストール時に、アプリのデータを削除するオプションが追加されました。
COSMIC Workspaces Epoch
アプレットの振る舞いに合わせ、ワークスペースを折り返してスクロールできるようになりました。ワークスペースサムネイルが表示されるワークスペースオーバービューで、タッチパッドによるスクロール速度が改善されました。
COSMIC Epoch 1.0.2 の変更点
COSMIC Epoch 1.0.2 の主な変更点を紹介します。2026年1月13日にリリースされました。
COSMIC Applets
ネットワークアプレットでは、Wi-Fi が無効になっていても VPN 接続が表示されるようになりました。また通知トレイでは、pCloud と JetBrains Toolbox のアプリケーションインジケーターが表示されない不具合が修正されました。
COSMIC Comp
設定アプリの外観スタイルで、すべてのウィンドウの四隅のデザインを丸みを帯びたデザイン、もしくは角ばったデザインに変更できるようになりました。またウィンドウの影も設定できるようになりました。
COSMIC Edit
Shift + マウスクリックでテキストを選択できるようになりました。COSMIC Files
タイピング検索で最初にマッチングしたファイルを選択するのか、それともフォルダーを選択するのか設定できるようになりました。またゴミ箱を空にする時に、確認画面が表示されるようになりました。
パスの階層リンクバー
パスの階層リンクバーでは、ネットワークパスを入力できるようになり、~はユーザーのホームフォルダーとして認識されるようになりました。さらにユーザーのパス入力時に、Tab キーや Shift + Tab キーによるパスの補完が可能になりました。
COSMIC Initial Setup
スクリーンリーダーがデフォルトで有効になりました。他にもアクセシビリティーを向上させるため、UI デザインが見直され、説明や情報が追加されていました。
COSMIC Settings
ショートカットにスクリーンリーダーを切り替える Super + Alt + S キーが追加されました。設定項目をフィルタリングする Type to search 機能が追加されました。
ネットワークでは、2FA VPN 接続がサポートされました。
