MimeTypeエントリー
アプリがサポートするMIMEタイプを指定します。対象 | アプリケーションのデスクトップエントリー |
必須 | 任意 |
値の種類 | 文字列のリスト(strings) |
値
MIMEタイプは、システムに登録されているMIMEタイプを指定します。このエントリーで指定されたMIMEタイプは、ファイルの関連付け等で利用されます。
例
MimeType=text/html;text/xml;application/xhtml+xml;application/xml;application/rss+xml;application/rdf+xml;image/gif;image/jpeg;image/png;x-scheme-handler/http;x-scheme-handler/https;x-scheme-handler/ftp;x-scheme-handler/chrome;video/webm;application/x-xpinstall;Categoriesエントリー
アプリのカテゴリーを指定します。デスクトップメニューの<Category>要素で利用します。
対象 | アプリケーションのデスクトップエントリー |
必須 | 任意 |
値の種類 | 文字列のリスト(strings) |
値
アプリのカテゴリーは、よく利用されるカテゴリーが「登録されたカテゴリー」として予め定義されています。このエントリーで指定するカテゴリーは「登録されたカテゴリー」から選択するとよいでしょう。
「登録されたカテゴリー」以外のカテゴリーを指定することもできます。
例
Categories=GNOME;GTK;Network;WebBrowser;StartupNotifyエントリー
アプリがStartup Notification Protocolに対応しているかどうかを指定します。対象 | アプリケーションのデスクトップエントリー |
必須 | 任意 |
値の種類 | 論理値(boolean) |
値
Startup Notification Protocolは、アプリの起動完了をランチャーに通知する仕組みです。この仕組みを利用することで、ランチャーはアプリが起動完了するまで、アプリ起動中のアクション(アイコン背景の点滅たマウスカーソルの変更等)を取ることができます。
多くのフレームワーク(GTK+等)はこの仕組みに対応しているため、GUIアプリは対応しているものが多いでしょう。
種類 | 設定例 |
---|---|
true | Startup Notification Protocolに対応していて、起動完了後にremoveメッセージをランチャーに送ります。 |
false | Startup Notification Protocolに対応していません。 |
例
StartupNotify=trueStartupWMClassエントリー
これもStartup Notification Protocolに関するエントリーです。このエントリーでは、ウィンドウクラス名かウィンドウ名を指定します。
対象 | アプリケーションのデスクトップエントリー |
必須 | 任意 |
値の種類 | 文字列(string) |
値
「StartupNotify」エントリーの代わりに利用します。このエントリーで指定したウィンドウが生成されると、デスクトップ環境がremoveメッセージをランチャーに送ります。
例
StartupWMClass=MyMainWindowURLエントリー
リンクデスクトップエントリーのエントリーです。リンクの参照先を指定します。
対象 | リンクのデスクトップエントリー |
必須 | 必須 |
値の種類 | 文字列(string) |
値
URL形式でリンク先を記述します。例
URL=file:///home/ubuntuURL=file:///home/ubuntu/document.txt
URL=http://www.ubuntu.com
URL=ftp://ftp.riken.go.jp/Linux/ubuntu
Keywordsエントリー
アプリの検索キーワードを指定します。対象 | アプリケーションのデスクトップエントリー |
必須 | 任意 |
値の種類 | ローカライズ文字列のリスト(localestrings) |
値
検索アプリがアプリを検索するときに参考にするキーワードです。キーワードはアプリ名ではなく、機能を表現するキーワードを設定すると良いでしょう。