Gitプロトコルを使用して、リモートリポジトリーをクローンする
「Gitプロトコル」を使用して、「リモートリポジトリー」をクローンします。リモートリポジトリーの指定方法について
「リモートリポジトリー」は、以下の記述で指定します。
git://サーバーのアドレス:ポート番号/リモートリポジトリーのパス
サーバーのアドレスは、ホスト名でもIPアドレスでも良いです。
ポート番号を省略した場合は、9418が使用されます。
1.ローカルリポジトリーの配置場所
ここでは例として、「~/ドキュメント/git」フォルダー内に「myCloneProject」フォルダーを作成してもらい、「myCloneProject」フォルダー内にリポジトリーをクローンします。クローン元の「リモートリポジトリー」は、「git://192.168.56.1/mySharedProject」を指定します。
2.カレントディレクトリーの移動
「端末」を起動し、カレントディレクトリーを「~/ドキュメント/git」に移動します。3.コマンドの実行
「リモートリポジトリー」をクローンします。コマンドの説明は、「リモートリポジトリーをクローンするコマンドの説明」を参考にしてください。
ここでは、以下のコマンドを実行します。
git clone git://192.168.56.1/mySharedProject myCloneProject
4.コマンドの実行結果
以下のように、「リモートリポジトリー」がクローンされます。5.フォルダーの確認
「Nautilus」を起動し「~/ドキュメント/git」フォルダーを見ると、以下のように「myCloneProject」フォルダーが作成されています。6.myCloneProjectフォルダーの確認
「myCloneProject」フォルダーを開くと、クローンされたリポジトリーが配置されています。「.git」フォルダーが、「Gitディレクトリー」です。
「myCloneProject」フォルダーが、「ワーキングディレクトリー」です。
それ以外のファイルは、チェックアウトされたプロジェクトのファイルです。